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令和2年3月10日 

 新型コロナウイルス情報

「全人類が経験ない夏」へ マスク、熱中症のリスクにも 

2020年5月24日 5時00分

 全国各地で本格的に夏日を記録し始めるこの時期から、気をつけたいのが熱中症。新型コロナウイルス対策によるマスク着用や自宅で過ごす「巣ごもり」が、そのリスクを高める可能性もある。熱中症患者の増加が、医療体制の崩壊につながりかねないという懸念も出ている。「われわれは、夏場に大勢の人がマスクをつけて過ごすという、全人類が経験したことがない夏を迎えることになる」。熱中症に詳しい帝京大学医学部付属病院の三宅康史・高度救命救急センター長はそう指摘する。

 

 人間は通常、体温より低い空気を吸いこみ、鼻の中や肺の中で温められた息を出す。空気が体内の熱を奪うことで、体が冷やされるという仕組みだ。

 それがマスクをつけていると、吐いた息がマスクでブロックされたり、呼吸で温まっているマスクを通じて息を吸ったりすることで、体がより熱を持ちやすくなってしまうという。

 また、マスクをつけていることで呼吸に負担がかかり、肋間(ろっかん)筋や横隔膜を必要以上に働かせることになる。運動しているのと同じ状態となるため、体温が上がって熱中症のリスクを高めるという。

 学校の再開に向けて文部科学省が22日に公表した衛生管理マニュアルでは、常時マスク着用をすすめるが、「熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合は、マスクを外してください」と明記。体育の授業では着用の必要はないとした。

 一方で、三宅さんは「マスクをつけていることが、熱中症予防に有利に働くかもしれない面もある」とも話す。マスクをつけていることにより、息を吸ったり吐いたりするときに湿度が保たれるため、呼吸により失われる水分を抑えられるという。「マスクをつけることのプラス面とマイナス面を相殺し、熱中症のリスクが上がるかどうか、ということだと思います」

 夏向けマスクとして、通気性がいいマスクや、水で冷却できるマスクも販売されているが、効果はどうなのか。「熱中症の予防に効果があるかどうかを考える前に、新型コロナ対策として感染予防効果が証明されたマスクかどうか、確認しておく必要があります」

「医療機関の多くが機能しなくなるリスク」

 医師と看護師が熱中症の予防啓発に取り組む「教えて!『かくれ脱水』委員会」は今月、「このまま熱中症シーズンを迎えたら、日本の医療現場は崩壊します!」とする緊急提言を発表した。

 昨年5~9月の熱中症による救急搬送者数は全国で約7万人。提言は、コロナ禍の中で例年並みの熱中症患者が救急搬送されれば、「医療機関の多くが機能しなくなるリスクがある」と指摘する。

 提言を監修したのは、副委員長の谷口英喜・済生会横浜市東部病院患者支援センター長。同病院では40床の一般病棟を20床に減らした上で、コロナ患者の専用病棟にした。待てる手術や検査は待ってもらい、コロナ対応に注力している状況だ。

 熱中症は重症化すれば、人工呼吸や人工透析の機器が必要になる場合もあり、限られた医療資源や人手を割かざるをえなくなる。また、発熱や倦怠(けんたい)感など新型コロナと熱中症の初期症状は似ている。実際は熱中症患者でも、防護服着用などの態勢で受け入れざるをえなくなる可能性もある。

 谷口さんは「熱中症は予防が大切で効果も大きい。医療機関にかからないで済むよう、多くの方に努力をお願いしたい」と訴える。

 また、コロナ禍の終息が見えない状況で、例年よりも自宅で過ごす時間が長くなることも予想される。だが、総務省消防庁のまとめでは、昨年の熱中症による救急搬送では、最も割合が高かった発生場所は住居で約4割を占めた。今年は窓を開けて換気する機会が増え、冷房で室温調節することが難しくなる可能性もある。

 一方、昨年の搬送者の約半数を占めたのが高齢者。年をとると、体に水分を蓄える能力や、温度を感じる能力、体の熱を外に逃す能力が落ちる。早稲田大の永島計教授(環境生理学)は高齢者の熱中症対策として、①水分摂取の徹底②温度や湿度の調節では温度計や湿度計を見る③室内での運動や屋外での軽い散歩をする――を挙げる。

新しい警報 「熱中症警戒アラート」運用へ

 環境省と気象庁は7月から、熱中症への注意を呼びかける新しい警報「熱中症警戒アラート」(仮称)の運用を始める。気温や湿度、日射などから算出する「暑さ指数」の基準値超えが予想される地域を、前日夕方と当日朝に発表する。指数のほか、熱中症防止の注意点も付記される。

 環境省が出している暑さ指数は、熱中症の搬送者数との関連性が高いとされる。このため、自治体や報道機関などに直接情報を届けられる気象庁のシステムを通じて伝え、広く注意喚起する。今年は関東甲信の9都県で先行実施し、来年5月から全国で運用を始める予定。これに伴って気象庁は、35度以上の気温が予想される場合に出していた「高温注意情報」の運用を9都県ではやめる。

 気象庁が21日に発表した6月22日までの1カ月予報によると、全国的に平年より気温は高い見込みだ。(山岸玲、岡崎明子、水戸部六美)

 

「経験したことない夏に」熱中症 例年以上の備えを コロナ影響 

2020年5月11日 16時38分

 外出の自粛やマスクの着用。新型コロナウイルスの感染対策が進められる中で、平年を上回る暑さも続きます。熱中症に詳しい専門家は「誰も経験したことのない夏になる」として例年以上に備えを徹底するよう呼びかけています。

外出自粛で暑熱順化進まず

 帝京大学医学部附属病院 高度救命救急センターの三宅康史センター長がまず指摘するのは、「外出自粛」によって体が暑さに慣れにくくなることです。

 通常、体から熱を逃がすには汗をかく必要がありますが、上手に汗をかくには、暑さに徐々に慣れていく「暑熱順化」の必要があるということです。例年はこの時期から少しずつ暑さに慣れて、汗をかきやすいいわば「夏の体」に変わるはずが、ことしは外出の機会が減っているため、熱中症になるリスクが高まる懸念があるといいます。

適度な運動・風呂など活用

 自宅で「暑熱順化」を進める方法もあります。適度に運動をしたり、時々お風呂につかったりして汗をかくことで、暑さに慣れることも有効だということです。ただ、その際は水分補給を忘れないようにして、無理のない範囲で行ってください。

自宅でも高齢者など注意

 一方で、暑い時期になると、熱中症の搬送が最も多くなるのも自宅です。暑いときは適切にエアコンを使い、水分補給を心がけてください。

特に外出自粛が広がる中、一人暮らしの高齢者などは人との交流が減り、熱中症への注意喚起をうける機会も減ります。暑い日には離れて住む家族や近所の人が電話をかけて、体調は大丈夫か、適切にエアコンを使っているかなど、確認することも大切だということです。

マスクによる暑さにも注意

 マスクをして買い物など外出する際にも注意が必要です。吸い込む空気が暖かくなり、体から熱が逃げにくくなるほか、マスクをして呼吸することで多くのエネルギーを使い、体温が高くなりやすいからです。

 外出している際にだるさや暑さを感じたら、日陰など涼しいところで休憩する、水分をしっかりとって体を冷ますことなどを心がけてほしいとしています。

経験のない夏 いつも以上に注意を

 三宅センター長は「新型コロナウイルスと熱中症という両方の対策せざるをえない、誰も経験したことのない夏になる。どんな影響が出るかデータがないのが現状であり、一人一人が熱中症に対していつも以上に注意をして、慎重になることが大事だと思う」と話しています。

 

 

「新型コロナウイルス感染症対策の見解」

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議

 この見解は、新型コロナウイルス厚生労働省対策本部クラスター対策班が分析した内容に基づき、専門家会議において検討した結果をまとめた見解です。
現在までに明らかになってきた情報をもとに、我々がどのように現状を分析し、どのような考えを持っているのかについて、市民に直接お伝えすることが専門家としての責務だと考え、この見解をとりまとめました。
なお、この内容はあくまでも現時点の見解であり、随時、変更される可能性があります。


1.この一両日で明らかになったこと

(1)症状の軽い人からの感染拡大
これまでは症状の軽い人からも感染する可能性があると考えられていましたが、この一両日中に北海道などのデータの分析から明らかになってきたことは、症状の軽い人も、気がつかないうちに、感染拡大に重要な役割を果たしてしまっていると考えられることです。なかでも、若年層は重症化する割合が非常に低く、感染拡大の状況が見えないため、結果として多くの中高年層に感染が及んでいると考えられます。
 
(2)一定条件を満たす場所からの感染拡大
これまでに国内で感染が確認された方のうち重症・軽症に関わらず約80%の方は、他の人に感染させていません。
一方で、一定条件を満たす場所において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されています。 具体的には、ライブハウス、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テント等です。このことから、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、患者集団(クラスター)が発生する可能性が示唆されます。そして、患者集団(クラスター)が次の集団(クラスター)を生むことが、感染の急速な拡大を招くと考えられます。

 
(3)重症化する患者さんについて
これまでにわかってきたデータでは、感染が確認された症状のある人の約80%が軽症、14%が重症、6%が重篤となっています。しかし、重症化した人も、約半数は回復しています。
重症化する患者さんも、最初は普通の風邪症状(微熱、咽頭痛、咳など)から始まっており、その段階では重症化するかどうかの区別がつきにくいです。
重症化する患者さんは、普通の風邪症状が出てから約5~7日程度で、症状が急速に悪化し、肺炎に至っています。

  (中略)

 

全国の若者の皆さんへのお願い

10代、20代、30代の皆さん。
若者世代は、新型コロナウイルス感染による重症化リスクは低いです。
でも、このウイルスの特徴のせいで、こうした症状の軽い人が、
重症化するリスクの高い人に感染を広めてしまう可能性があります。
皆さんが、人が集まる風通しが悪い場所を避けるだけで、
 多くの人々の重症化を食い止め、命を救えます。

 

 

       (参考文献)森功次他:感染症学雑誌.80:496-500(2006)

 

 

 

感染症の基本

(国立国際医療研究センター病院より抜粋)

2018年11月

細菌とは

 目で見ることはできない小さな生物です。一つの細胞しかないので単細胞生物と呼ばれます。細菌は栄養源さえあれば自分と同じ細菌を複製して増えていくことができます。人の体に侵入して病気を起こす有害な細菌もいます。一方で人の生活に有用な細菌も存在します(納豆菌など)。人の体には多くの種類の細菌がいて、皮膚の表面や腸の中の環境を保っています。

 ヒトに病気を起こすことがある細菌として、大腸菌、黄色ブドウ球菌、結核菌などが知られています。

 抗菌薬(抗生剤、抗生物質)は細菌を退治するための薬です。

 抗菌薬が効かないもしくは効きにくくなった細菌のことを薬剤耐性菌といいます。これまでなら効くはずの抗菌薬が効かなくなると、感染症の治療が難しくなるだけでなく、手術の時や抗がん剤治療で免疫が低下したときの感染予防など、さまざまな医療が困難になります。

 

ウイルスとは

 細菌の50分の1程度の大きさで、とても小さく、自分で細胞を持ちません。ウイルスには細胞がないので、他の細胞に入り込んで生きていきます。ヒトの体にウイルスが侵入すると、ヒトの細胞の中に入って自分のコピーを作らせ、細胞が破裂してたくさんのウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入りこみます。このようにして、ウイルスは増殖していきます。

 ヒトに病気を起こすことがあるウイルスとして、インフルエンザウイルス、ノロウイルスなどが知られています。風邪(普通感冒)はさまざまなウイルスが原因となります。

 ウイルスは大きさや仕組みが細菌と異なるので抗菌薬(抗生剤、抗生物質)は効きません。抗ウイルス薬はまだ少数しか開発されていません。

  細菌とウイルス:大きさの違い(イメージ)

 

「クリニックフォアグループ」より抜粋

新型コロナウイルスの「第2波」は訪れるの?  医師が解説します。

2020.05.14

 現在世界中で恐れられている新型コロナウイルスの第2波。実際に、韓国や中国の武漢では経済活動再開後に再び集団感染が報告され、新型コロナウイルス第2波に対して警戒をしています。

日本にも新型コロナウイルスの第2波はやってくるのでしょうか。医師が詳しく解説していきます。

 

新型コロナウイルスの感染者は何人いるの?

 まずは、これまでの新型コロナウイルス感染症の動向についてみていきましょう。新型コロナウイルスは1月15日に第一感染者が確認されてから感染者数は徐々に増加。特に、感染者数が日本で最も多い東京は3月頃から感染者数が爆発的に増加しています。

全国的に見てゴールデンウィークを過ぎたあたりから徐々に減少している傾向にあり、宮城県などいくつかの県においては2週間感染者が0の地域も見られてきています。感染者数が日本全国で最も多い東京都でも、4月9日が感染者数のピークであったと報告をしており、5月12日の時点での感染者数は28人となり、一時3桁にまで及んだ感染者数は10日連続で2桁台に抑え込むことができています。

5月12日時点での日本における新型コロナウイルス感染者数は15,874人となっており、世界全体で見た新型コロナウイルス感染者数は、400万人を超えていることが明らかとなっています。世界的に見ても特に先進国の中でも日本の感染者数は少ない傾向となっており、緊急事態宣言による外出の自粛や、国民一人一人が意識をし手感染症対策をしていることの効果が出ていることがうかがえます。

 

感染により持続的な免疫が得られるのか?

 人には一度ウイルスに感染すると免疫を獲得することができ、生涯感染をしないという免疫機構が備わっています。例えば、麻疹や水痘などは一度感染するとその後二度と感染しません。こういった免疫を終生免疫と呼んでいます。

ですが、ウイルス全てが終生免疫を獲得できるわけではありません。例えば、インフルエンザはかかった年にはもう一度かかるということは少ないものの、翌年またインフルエンザにかかるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは、インフルエンザというウイルスが終生免疫を獲得できないこと、さらに免疫力が持続しないことから、その年の感染は免れることができたとしても次の年には免疫力がなくなっており、また感染してしまうという結果になるからです。持続的な免疫獲得というものはコロナウイルスに対しても有効なのでしょうか。

新型コロナウイルスに関しては現在も研究段階ということもあり専門家の意見も分かれているというのが現状です。ですが、どの専門家も共通して述べているのは新型コロナウイルス(COVID-19)の終生免疫獲得はできないのではないかということです。なぜ、持続的に免疫を獲得することができないのか、その理由については2点が指摘されています。

1点は、ほかのコロナウイルスが感染を繰り返しているという点が指摘されているからです。

コロナウイルスは現在世界を騒がしているCOVID-19以外にHCoV-HKU1、HCoV-NL63、HCoV-OC43、HCoV-229Eといった種類があります。

これらのコロナウイルスは風邪の原因ともなるウイルスなのですが、同じ年に再感染することもあることが研究で明らかになっています。

このため、新型コロナウイルスも同じコロナウイルスであることから感染をする可能性があるのではないかという点が指摘されています。

もう1点は、新型コロナウイルスが抗体を獲得できたとしてもその持続期間が短いのではないかという点です。

2002年から翌年にかけて流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)も原因ウイルスはコロナウイルスの一種でしたが免疫持続期間は平均して約3年としています。そのため、新型コロナウイルスも免疫期間が短いのではないかという点が考えられています。

これまでの研究においても、新型コロナウイルスに感染した方の血液検査をして調べたところ、抗体は非常に少なかったということも分かっています。

ですが、まだまだ研究段階にあり、新型コロナウイルスがどのような免疫機能を獲得するのかは今後分かってくるところでしょう。

 

「第2波」はあるの?

 現在、緊急事態宣言や外出の自粛が解除され経済行動が再開された韓国や中国の武漢では集団感染が報告されています。また、イランでも新型コロナウイルス感染者数が再び増加して経済活動が再度ストップしているという情報もあります。日本にも新型コロナウイルスの第2波はやってくるのでしょうか。

日本における新型コロナウイルスの第1波は3月末から4月中旬であったと厚生労働省は見ています。その後、4月下旬から5月初旬にかけて日本へ帰国してきた方が、アメリカ経由で侵入させてしまった新型コロナウイルスが日本国内に拡散しており、これが第2波だったのではないかという見方が強まっています。つまり、日本における第2波はすでに起こっていたというのが厚生労働省の見方です。

ですが、今後経済活動が再開した際に、中国や韓国と同様に集団感染をおこし、また新たな波が起こることが懸念をされています。

 

 

政府が示した「新しい生活様式」を改めて取り上げます。どう実践していけばいいのでしょうか。家庭や職場での「新しい生活様式」について厚生労働省HPより抜粋いたします。

 

 

 

新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」が公表されました。

<新しい生活様式>

5月4日、新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえ、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を具体的にイメージいただけるよう、今後、日常生活の中で取り入れていただきたい実践例が示されています。

 

<専門家会議の提言> 
5月1日の提言では、感染の状況は地域において異なっているため、
1.感染の状況が厳しい地域では、新規感染者数が一定水準まで低減するまでは、医療崩壊を防ぎ、市民の生命を守るため、引き続き、基本的には、「徹底した行動変容の要請」が必要となる。
2.一方で、新規感染者数が限定的となり、対策の強度を一定程度緩められるようになった地域(以下「新規感染者数が限定的となった地域」という。)であっても、再度感染が拡大する可能性があり、長丁場に備え、感染拡大を予防する新しい生活様式に移行していく必要がある。
と指摘がありました。


専門家会議では、これまでも、感染拡大を食い止めるために徹底した「行動変容」の重要性を訴え、手洗いや身体的距離確保といった基本的な感染対策の実施、「3つの密」を徹底的に避けること、「人との接触を8割減らす10のポイント」などの提案を重ねて呼びかけてきました。

 
5月4日の提言では、5月1日の提言も踏まえ、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を整理しています。
新型コロナウイルスの出現に伴い、飛沫感染や接触感染、さらには近距離での会話への対策 をこれまで以上に取り入れた生活様式を 実践していく 必要があります。これは、従来の生活では考慮しなかったような場においても感染予防のために行うものです。
新型コロナウイルス感染症は、無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があります。新型コロナウイルス感染症対策には、自らを感染から守るだけでなく、自らが周囲に感染を拡大させないことが不可欠です。そのためには一人ひとりの心がけが何より重要です。

具体的には、人と身体的距離をとることによる接触を減らすこと、マスクをすること、手洗いをすることが重要です。市民 お一人おひとりが、日常生活の中で「新しい生活様式」を心がけていただくことで、新型コロナウイルス感染症をはじめとする各種の感染症の拡大を防ぐことができ、ご自身のみならず、大事な家族や友人、隣人の命を守ることにつながるものと考えます。
 

自分のため、みんなのため、そして大切な人のため。私たち一人ひとりが、できることをしっかりやっていく。それが私たちの未来を作ります。


お願い1:外出はできるだけひかえてください。

やむを得ず外出する場合には、
マスクを着用していただくようお願いします。




 

お願い2:「三密」(密集、密閉、密接)を避けましょう。

集団感染は、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」という共通点があります。

 できるだけ、そのような場所に行くことを避けていただき、やむを得ない場合には、マスクをするとともに、換気を心がけていただく、大声で話さない、相手と手が触れ合う距離での会話は避ける、といったことに心がけてください。

お願い3:咳エチケット(咳やくしゃみをする際、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえること)や手洗いをお願いします。

新型コロナウイルス感染症は、罹患しても約8割は軽症で経過し、治癒する例が多いことが報告されていますが、高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、重症化するリスクが高いことが報告されています。皆さまご自身を守るため、そして、大切な人を守るため、3つのお願いへのご協力をお願いします。

 

 

「免疫」は私たちの体を病気から守る大切な防御機能
 
 「免疫」は、私たちの体を病気から守る大切な防御機能です。ウイルスや細菌などの病原体が体外から体内へ侵入するのを防いだり、体内で生じるがん細胞を攻撃して死滅させたりするなど、幅広い守備範囲で体を病気から防いでくれます。

 ところが何らかの原因によって免疫力が低下したり、免疫反応に異常が起きたりすると、感染症にかかりやすくなったり、アレルギーやリウマチ、動脈硬化などさまざまな病気が生じやすくなります。免疫と病気の関係や、病気にならないよう免疫力を維持するコツなどについて、わかりやすくお伝えします。

 

1.免疫とは何か

 病原体が体内に侵入した時、体はこれを「自己」とは違うもの、つまり「非自己」と認識し、排除したり拒絶したりしようとします。これが、免疫の基本的な仕組みです。
免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類があります。自然免疫は先天的に備わっているもので、マクロファージや好中球といった貪食(どんしょく)細胞*が、病原体などの異物に非特異的な攻撃を加えます。一方、より高度に発達した免疫である獲得免疫は、自然免疫では対応が困難な場合に作動します。体外から侵入した病原体などの異物を排除する働きをする様々な仕組みのうち、血液や体液の中に存在する免疫グロブリンというタンパク質を「抗体」と呼び、抗体が結合する相手のことを「抗原」と呼びます。

 抗体は、抗原と結合することでその働きを抑える働きと、抗原を有している細胞を破壊する働きなどにより、私たちの体を守る免疫の中でも特に重要な役割を担っています。 獲得免疫の特徴は、過去に遭遇した抗原を記憶し、これに対抗するために特異的な攻撃をすることです。特定の抗原を記憶するのはリンパ球の働きによるものです。 こうした細胞のおかげで中には最大で数十年も記憶が保持され、その効果を発揮し続ける場合もあります。

 例えば、「はしか」ははしかのウイルスによって感染しますが、一度かかると二度とかからないといわれます。 これは、はしかウイルスだけに反応する特異性を持つリンパ球が抗原を記憶し、はしかウイルスの次なる侵入に際して、はしかウイルスだけに反応する抗体を大量に産生し、これを速やかに排除するためです。 このようにして「疫病から免れる」仕組みが「免疫」と呼ばれるようになりました。

 ワクチンの予防接種は、この免疫機能を応用したもので、感染症を未然に防ぐのに有効な方法です。 特定のウイルスにしか反応しないという特異性のため、「鍵と鍵穴の関係」に例えられます。

 免疫は体外から侵入した病原体のみならず、体内で生じた癌のような異物からも身を守る極めて重要な役割を担っています。 しかし、人体に悪影響を及ぼすこうした異物は免疫の監視をくぐり抜けようと待ち構えています。 免疫不全の患者さんなどのように、免疫力が低下した状態が続くと、感染症や癌にかかりやすいのは、こうした理由からです。

*貪食細胞:真菌・細菌・死んだ細胞などを摂取し、消化(分解・処理)する能力を持つ細胞。

 

2.免疫力低下の原因と日ごろの心がけ

 免疫力の低下の原因は様々ですが、主なものとしては、次のようなものがあります。
体温の低下加齢 不適切な食事 運動不足ストレス 病気免疫抑制薬

 たとえ過ごしやすい季節であっても、急な温度変化に伴い、肌寒く感じることがあります。 体温の低下は免疫力が下がる原因のひとつです。特に寒さに向かうこれからの季節には、こまめな上着の着脱により体を冷やさないことを心がけることが大切です。
このほか、バランスのとれた適量の食事や適度な運動習慣を心がけること、またストレスをためないこと、ストレス解消に努めることも免疫力の低下を防ぐのに効果があります。

感染症対策には免疫力の低下を防ぐことに加え、マスク、手洗い、うがいの励行、インフルエンザや肺炎球菌には予防接種も有効です。

 

3.アレルギーと自己免疫疾患

 免疫は異物から体を守る大切な仕組みですが、害の少ない異物に対して免疫系が過剰に反応してしまったり、自己の体内に存在する物質が異物と誤認されたりすることがあります。「アレルギー」や「自己免疫疾患」がこれに該当します。

 アレルギーには広く知られているように様々なものがありますが、原因物質によっては血圧低下や意識障害を伴う急性・全身性の重篤なアレルギー反応である“アナフィラキシー”もあり、正しい知識を持つことと共に、十分な注意が必要です。

 以上のように、免疫力の低下を防ぐことはたいへん大切なことですが、免疫力が高ければ高いほどいいというものでもありません。

 特に「アレルギー」や「自己免疫疾患」は、免疫に関する専門的な知見を持った医師に相談し、適切な治療を受けることをお薦めします。