羽鳥慎一モーニングショー

2021年4月23日(金)放送より抜粋

 

 出 演 者

 北村義浩特任教授    鈴木彩加       長嶋一茂     廣津留すみれ

   羽鳥慎一     斎藤ちはる      玉川徹

 

(羽鳥アナ) おはようございます。

      4月23日 金曜日 羽鳥慎一モーニングショーです。

きょうは、コメンテーター バイオリニスト廣津留すみれさんです。よろしくお願いします。

(廣津留さん) よろしくお願いします。

 

(羽鳥アナ)ちょっとまた斎藤さんとも距離を取りまして、玉川さん、見た目変な感じにはなっちゃってますが、距離を取る方が大事なんで、今日だけですね。来週は、たぶん玉川さんはいらっしゃらない…

 

(玉川さん) 来週月曜から緊急事態宣言でリモートになるので…

(羽鳥アナ) 月曜からはリモートになります。

(玉川さん) だから、リモートの期間中に何とかしてください。あの、異様じゃない感じで…。

(羽鳥アナ) まぁちょっと、距離を取ることが第一ということで、きょうはそういう形にしたいと思います。

 

(羽鳥アナ) 政府は、東京・大阪・兵庫・京都の4つの都府県に対して、緊急事態宣言を出すことをきょう決定いします。

今回の宣言で政府は、お酒を提供するお店に休業を要請する等厳しい措置を取る見込みです。そして、インドで猛威を振るっている二重変異ウイルスが、日本国内でも初めて確認されて警戒が強まっています。

 

 このゴールデンウィークを中心に集中的に対策を講じて

 感染拡大防止を何としても措置をしたい

 抑え込んでいきたい

 

 変異株に打ち勝てるような

 そのような対策にしていきたいと思います

 

緊急事態宣言が出されたら、休業するか

お酒の提供を自粛しなければならない可能性に

現場は―

 

 基本的にはやっぱり9割9分

 うちは来るお客さんがお酒を飲むので

 (売り上げの)8割ぐらいはお酒かな

 

 そもそもお客さんが来ないですよね

 お酒飲めなきゃ…

 

一日30万人を超える感染者が出ているインドから、

特に日本人の免疫を弱める可能性のある新たな変異ウイルスを日本で初確認

 

 わが国では、このインドで確認された変異株 B1617が

 計5件確認されているということであります。

 

果たして、どのような ウイルス なのか!

 

(羽鳥アナ) ここからは、お二人にお話を伺って参ります。まず、感染症学ご専門です。日本医科大学 特任教授の北村義浩さんです。よろしくお願いします。

(北村先生) よろしくお願いします。

 

(羽鳥アナ) そして、もう一人。テレビ朝日社会部の都庁担当の鈴木彩加記者です。鈴木さん、よろしくお願いします

(鈴木記者) よろしくお願いします。

 

(羽鳥アナ) では、昨日の全国の感染状況です。

新規感染者が5499人。2日連続で5000人を超えています。

過去最多となったのが、この地図の赤い部分です。

福井三重奈良大分。この4つの県が過去最多の感染者確認となっています。

そして、緊急事態宣言の解除後、過去最多となったのが、この紫の部分です。

東京861人。おとといに続いて、2日連続の800人台です。

埼玉233人。神奈川318人。京都148人ということです。

政府は要請を受けて、この緑の部分愛媛県です。

新たに「まん延防止等重点措置」を適用するという方針です。

 

北村さん、こういった感染状況ですが、いかがでしょうか。

 

(北村先生) はい。首都圏がかなり多くなっていましたけれども、この数字だいたい第3波の時になぞらえると、12月20、21、22、日。つまりクリスマスの直前ぐらいの時の値と同じで、埼玉も東京も神奈川も千葉も、だいたいそのくらいで、そこからクリスマスのパーティーがあった。あるいは、年末の忘年会があったなどで、1月の初旬には大きな山がやってきたっていうのは、本当に感染爆発前夜に相当する値なんですね。

 

(羽鳥アナ) 1月頃と同じになる可能性がある。

 

(北村先生) ある。しかも、まったく事情は一緒で、クリスマス・忘年会の代わりに、ゴールデンウィークっていうのが控えている。まったく一緒で、我々は学習したということであれば、しっかり抑え込むというのは非常に理論的に合っていると思いますね。

 

(羽鳥アナ) 改めて、ゴールデンウィークはお出かけするチャンスじゃなくて、お出かけしなくてもいいチャンスっていうことで、学校も休み、会社も休みの人が多いと…。

 

(北村先生) まさに、例えば、おうちにこもって整理をされたり、あるいは英気を養ったり。あるいは、家族のだんらんを楽しむような機会にする。私はそのほうがいいと思いますね。

(羽鳥アナ) さて、鈴木さん。2日続けての800人超えですが、都の受け止めはどうでしょうか?

 

(鈴木さん) そうですね。2日連続で…この2日間というのは、大きなクラスターが出てドバッと増えたわけではなくて、散発例が積み上がった結果、こうした大きな数字になったようなんですね。気になるのは、この2日間で、12日から適用された「まん延防止等重点措置」の後に感染した人たちが非常に多いということなんです。内容を見ますと、やはり大人数で会食をしたりだとか、旅行に行ったりだとか、そういう内容が含まれるということで、まん延防止措置が適用されれば、ある程度人出が減ってくれることを期待はしていたんですが、なかなか危機感の共有というのが出来ていないというふうにして、東京都の担当者は話していました。

 

(羽鳥アナ) 東京都の解釈としては、まん延防止措置の効果はあまり今のところはなかったということですね。

 

(鈴木さん) そうですね。大きな効果を期待しましたが、なかなかそれが数字としては表れていないという状況です。

 

(羽鳥アナ) はい。さぁ、その東京なんですけれども、また一つ心配なのが変異ウイルスです。東京は、すでにおよそ9割までが変異ウイルスが占めているということになっています。

この東京都の感染状況について、モニタリング会議のメンバーでもあります国立国際医療センターの大曲先生ですけれども、

 「東京は人と人の接触機会や

 変異ウイルスによって急激に感染者数が増加しています。

 ゴールデンウィーク中に旅行や繁華街への

 外出などで、さらに接触機会が増加すれば

 第3波を越えるような爆発的な感染拡大が危惧される」

と、すごい危機感を示しています。

 

東京都の変異ウイルスの発生の割合を見てみたいと思います。

3月の中旬あたりは、この「E484K」というのが東京。「N501Y」というのが大阪を中心とする関西というふうに言われていました。足して半分ぐらいが変異ウイルス。それと従来型だったんですけれども、この「N501Y」というのが東京でも増えてきまして、直近の週ですけれども、「N501Y」「E484K」を合わせると、いま東京は変異ウイルスがおよそ9割。89.3%です。

そして、昨日感染された感染者を見てみると、257人。これが過去最多の人数となっています。

このイギリス型のほう「N501Y」というウイルスですけれども、実効再生産数が従来株の1.32~1.9倍とされています。感染力が強くなっています。

 

この感染力の強いウイルスによる感染拡大の試算というものが出ました。

現状を700人(東京はすでに800人を超えています)として、東京は毎日増加比1.2.120%ぐらいに増えている。で、これが1.2のまま行きます。そして、まん延防止措置のままだと、これが1.7になります。増えます。対策が緩いということで。

そうすると、だいたい2週間後には東京の感染者数、1日で2000人になるという試算です。

緊急事態宣言を出した場合は、増加比はそのまま1.2.それでもこうやって上がってくる。

で、この下がり始めのカーブというのは、緊急事態宣言の効果が出てくるということです。

 

これを試算した一人の大曲先生ですけれども、

これが仮にすべて「N501Y」に入れ替わったとすると、今もお伝えしましたが、東京の新規感染者が2週間後に1日2000人を超える。この時点で入院患者は6000人を超えるという推測です。

過去、入院患者が最も多かったのが1月12日の3427人。それが2週間後には6000人を超えるということです。

 

(羽鳥アナ) 鈴木さん、東京ですけれども、2週間後に1日2000人感染者。そして、入院患者は6000人という可能性もあるということですが、いかがでしょうか。

 

(鈴木さん) そうですね。考えたくはない数字ではありますが、東京都としてもやはり相当この変異型に対する危機感は高まっています。あの、宣言が出されると決まる前に、4月の頭には、やはり都内の慰労機関に対して、病床の確保を言願する通知を出しています。そして、いま最大で6000床確保しているという状況です。数字だけ見れば、これまでの最大の入院数に比べて、まだ余裕があるようにも見えるんですが、これは通常に医療を縮小したり、救急医療を縮小するというような弊害を持っての確保できる数字でもありますし、変異ウイルスの感染力というのは予想を上回る感染力で増えてきているので、決して猶予があるという状況ではないと思います。

 

(羽鳥アナ) はい。コロナ以外の医療への影響が出る可能性もあるということです。

北村先生、この試算ですけれども、いかがでしょうか。

 

(北村先生) そうですね。まん延防止措置が緩いと12.7になるというふうに見えるんですけれども、そうではなくて、増えているうちにどんどん特にイギリス型と呼ばれているものが増えてくると、ひとりでに週どれくらい増えて行くかって数字が、120%だったのが170%にもうウイルスの性質として、どんどん上がっていくという事なんですね。

 

(羽鳥アナ) じゃあ、そこの措置をしっかりしたとしても上がってくる…

 

(北村先生) まん延防止措置をしっかりしたとしてもある程度増やすというようなことをしているうちに、どんどん広がりやすいタイプのものが増えていくので、頑張っている割には減らないなという、いわゆる人の心をくじかせる、あれ?頑張っているのに…っていう、そういうウイルスになってしまっているということですね。ところが、「これだけ厳しくやったら…」っていうのになっても実は120%になる。それぐらいにしか収まらない可能性もあると。ですから、いずれにしてもかなり増える。ただ、いずれはどこかでピークは来ますけど、ピークに至るまでの間に2000人とかになってしまうと、医療が持たない。そういう事ですから、かなり厳しく抑えないと、イギリス型はあなどれなしということですね。

 

(羽鳥アナ) これ、緊急事態宣言をした場合でも時期は遅れるけど、1日2000人には達するっていう試算になっていますね。

 

(北村先生) その可能性が非常に高いですね。緊急事態宣言をしてしっかり抑え込んだとしても、例えば、きょうから頑張ったとしても、2週間先までは一切その効果は表れませんので、今までの流れで全部上がってしまいますので、例えば今から2週間後というと5月の7日とか8日とか、そのぐらいになってしまうので、そうすると、そこまで上がってしまうと人間って「これ頑張っているのに、なんで下がらないの?」っていう意識になると、「じゃあ、頑張らなくてもいいか」ってことになる。だから、感染症対策っていうのは、2週間遅れて出るっていうところが人間の感覚として、頑張ったらすぐに結果が出ないとイヤなんですよね。だからそこは、政治あるいはいろんなこういうメディアが頑張って、その2週間の遅れを感じさせないような取り組みが必要だと思います

 

(羽鳥アナ) はい。そして、都内で今週感染者が多かった5つの地区なんですけれども、

上から順に、世田谷区、新宿区、港区、多摩府中地区、練馬区というふうになっています。

世田谷区で見てみると、2週前はだいたい100人。1週前は200人。で、一番新しい週は300人。100、200、300という状況で増えています。

で、新宿を抜いて世田谷区が直近では最も多いという感染者の確認となったんですけれども、

世田谷区の担当者ですけれども、

 「いま世田谷区の新規感染者は、一日70人前後。

 主に家庭内職場内での感染が増加している」

ということです。

そして、新宿区の担当者は、

 「陽性率が新宿区は17.8% 経路不明若い人が多い

 すでに第4波に入っています」

ということです。

(羽鳥アナ) 鈴木さん、世田谷、新宿、2つの区が多くなっている理由ですけれども、ここはどう考えているでしょうか?

 

(鈴木さん) そうですね。分析を聞いてみますと、「この1週間で特別大きなクラスターが出来たわけではない」というふうには話していたんですね。考えられる要因としては3つ挙げられていまして、まず一つ目が人口。これ世田谷区は非常に多いですよね。二つ目が、やはり新宿とか港区というのは、大型の医療施設ですとか、クリニックが多いと。なので、その機関でも陽性が分かれば、住んでいる地域に関わらず、その地域の保健所に発生届が出されることになるので、多くなることが考えられると。三つ目が、職場の多さでした。例えば、東京都庁というのは新宿区にあるんですが、2万人近い人が毎日通勤しているんですね。まっ、今テレワークなので少し減っているとは思いますが、その方たちが仕事の帰りに病院に寄るとか、ちょっと検査を受けに行ったとか。そこで陽性が判明すれば新宿区の保健所に出されることになるので、こうした要因から全体の感染者が増えれば、こういう自治体については感染者の増加が目立ってくるという話をしていました。

 

(羽鳥アナ) 65歳以上に注目するといかがでしょうか?

 

(鈴木さん) そうですねぇ。やはり人口の中での割合というのもあるとは思うんですね。と言うのは、東京都、ワクチンの接種が始まりましたけれども、先行したのが世田谷区と八王子市でした。で、その二つを決めた要因っていうのが、高齢者がどれくらい多いのかという基準で決められました。ですので、世田谷区については、そういう病院も加わっているのだと思います。

 

(羽鳥アナ) ん・・・北村さん、いま世田谷区と新宿区、との見解というのを鈴木さんにお話を伺いましたが、いかがでしょう。

 

(北村先生) これは、どこの保険所が管轄しているかということで、いわゆる上がってきたものをそれでまとめているので、世田谷はおそらく住んでいる方、あるいは中小の事業所、職場からも上がってきたんだと思います。で、先ほど変異株が少しずつ増えている、いわゆる広がりやすいタイプのイギリス型でももう40%ぐらいが東京都っていうことですから、一人見つかった時にはもう4、5人。ですから、4、5人ぐらいだとクラスターと言わないこともあるので、ですから、やっぱり広がりやすいものが東京都内全部広がって、結構まん延しているんだろうなと思いますね。

 

(羽鳥アナ) さぁ一茂さん、もう変異ウイルス東京は9割ですよ。これも確認されている数ですけれども、変異ウイルスだと若い人もなる。重症化もする。重症するスピードも速い。悪い特徴が非常にたくさんあるんですけれども…

 

(一茂さん) だいぶ情報もね、変異ウイルスに関して出て来ているなっていうのがあるんですけれども、これ12日からまん延防止措置というのが始まっていて、北村先生がよくおっしゃるのが、「2週間後に措置の効果があらわれる」きょう23日なので、まだ2週間経っていないわけですよ。経ってなくて、たぶん来週あたりから、そのへんの効果みたいなものが少しずつ算出されていくのかなと思うんですけれども、今の時点でこういうなんかこうイメージとか試算されている、ってなんでこういうのが起きるのかっていうのがもうちょっと詳しくお聞かせいただきたいなと思います。

(北村先生) まん延防止措置が始まってからですけれども、まだ2週間経っていないから影響は分からないと言いながらも、人の流れのGPSなどの値ですとか、あるいは飲食店での予約の具合ですとか、そういうのを見ると、ほぼあまり減っていないというような事から、まん延防止措置の効果はあまり大きくないであろうということで、まず試算が出来ているということで、今までの例えば、週110%で増えていたものが毎週120%ずつ増えているんですけれども、そうすると、来週は、このまま行けば140%増になるんじゃないかという、今までの流れを重視したまん延防止措置はあまり効かなくて、これまでの流れのまま変わった事も起こらなければ、ぐっとこのような状態になるという、そういう試算です。要するに流れを重視したものだと思います。

 

(一茂さん) ちょっともう一つだけいいですか?この6000人超っていうのがあって、6000床っていう話がさっき鈴木さんからもあったと思うんですけれども、これ6000床に増やすって去年の話だったと思うんですよ。確か。結局、去年のままなんだなというようなところが一つあるのと、要するに今の、まん延防止とか、緊急事態っていうのは、なんとなく保健所のひっ迫だとか、医療現場の崩壊・ひっ迫を防ぐために行われている部分が僕は大方の理由かなと勝手に自分で解釈しているんですけれども、今の医療って、大まかに言うと、コロナ医療と通常医療、緊急医療だと思うんですよ。でも、コロナと通常と緊急の部分って、例えば、お医者様とか看護師さんとか関係者の方たちのそこら辺の人員展開っていうか、人員をどうやって配置していくかってそのリレーションってまだ出来ていないと思うんですけれども、相変わらず3427人が1月の時点で過去最多だったって言うんだけれども、6000人になるのかも分からないんだけれども、そこがさっき言った3つのカテゴリーの中で、どこからひっ迫していくのかと。要するに6000人になった。6000床ある。じゃあベッドは入れるじゃないって安心しちゃう人も居ると思うんだけど、そこらへんの説明っていうのを、先ほどですね、VTRの中で小池都知事が「増えて行くにあたって対策をちゃんと講じていきます」って言ったんですけれども、鈴木さんにお聞きしたいんですが、対策を講じるにあたって案っていうものは出ているんですかね?

 

(鈴木さん) そうですね、現場としてはやはりなかなか厳しい状況だということはモニタリング会議の中で、専門家の方々から話は出ています。と言いますのは、やはり病床を確保するためには、それだけの人員も必要ですし、これwだけコロナの対策に当たってきている人たちも1年間走り続けている状況だと。なので、東京都としても、国としてもそのお金の支援というのは出来る限りするというような方針で進めてはいるんですが、実際ベッドを空ける、確保する、人員を確保するというのは、なかなか手探りの中で1年経っても進めているというのが現状だと思います。

 

(一茂さん) 僕が聞いているのは、あるお医者様から聞いたんですけれども、またやっぱりお医者様が集団で100人ぐらい退職されちゃったりとか、看護師さんもまた辞めているとか、結局、給料の部分だけではないけれども、給料が未だに本当に上がっていないとか、やっぱり割に合わないよねっていう方たちが居て、お医者様の中にですよ、それで止めちゃっている方たちも未だにいるわけですよ。それじゃ人員の確保とかベッドを確保したっていつまで経ったって医療崩壊は防げないんじゃないかと。じゃあ、さきほど鈴木さんがお金の部分で補填するみたいなお話をされていたけれども、実際にちゃんとやtっているんですか?我々の税金なんだから、そこはちゃんとお金をいくら医療現場の方にこれだけつぎ込んでいますよって、誰も出していない…っていうか、都は出しているのかなぁ?出してないですよね。

 

(羽鳥アナ) でも、やれる範囲ではやっているんです。一茂さんが言う100人お医者さんが辞めちゃったっていうのは、コロナの支援金が足りなくてという話とはちょっと違う話になってくると思うんですね。そこの病院の経営の問題とか、体質の問題とか。

 

(一茂さん) でも、人員を減らしちゃっている事を考えると、それは損失だよね。

 

(羽鳥アナ) 鈴木さん、どうなんですかね。コロナに対しての支援というのは、都はもちろんやっているとは思うんですけれども、まぁ100%の納得というのは難しいと思いますが、どうですか?

 

(鈴木さん) そうですね。あの、金額についてもそうですし、待遇についてもそうですし、正直ものすごく進展しているかと言ったら、そういう状況ではないと思うんですが、やはり段階が変わってきていますので、これからまた数的には増えていく状況の中では当然検討していかなければならない事だとは思います。

 

(一茂さん) そこを想定して、去年やっておかなければいけない事ですよね。

 

(羽鳥アナ) いや確かにそうですね。はい。どおうでしょう、玉川さん、東京のこの状況ですけれども。

 

(玉川さん) さっきの女子医大の話ですね。女子医大はちょっと経営者がですね、ちょっとそんなことをしたら辞めるだろうというような事をやっちゃったので、あの、バイトするなっていうような話になったので、バイトしないでやっていけるか。大学病院の先生のお給料って、実は低いんですよ。我々が考えているより。あの、20年働いて年収700万円ぐらいっていうのは、一般の大学病院じゃないお医者さん、勤務医で1000万円を超えるようなところと比べても低いので、やっぱりバイトで食べているんですよ。その倍とするなって話になったので、じゃあ辞めるって。だけど、原因はコロナにもあって、経営が危なくなっているので人件費を減らすっていうところから、そういう話になったってことなんです。

 

(一茂さん) それにしたって、お医者様方の不満ってあったと思うんですよ。だって、そんなに低い給料でやっていけるかみたいな、人間なんだから家族を守んなきゃいけないし、当たり前の事なので、コロナがきっかけとなって辞めたと思う。僕はその因果関係はゼロではないと思う。なので、そのへんのところをじゃあ頑張って補填して、生活の向上をさせてあげる、お医者様の負担をもうちょっと減らすというのは、それは都がお金を出すことだと思います。僕はそれが第一優先だと思います。

(玉川さん) で、ちょっと、このパネルに戻るんですけど、そのグラフを見ているとですね、要するに2週間後でもまだ増えているってことですよね。緊急事態宣言をやっても。確か、緊急事態宣言は11日までですから、5月7日からまだ延びるってことはですね、このまま行ったら11日ぐらいに2000人ぐらいになるのかなっていうグラフですよね。そうすると、その11日の時点で2000人ぐらいになるだろうっていうふうに都が予想しているのに、なんで11日で緊急事態宣言が解除なのかが分かんないです。その理屈が分かんない。これからもどんどん増加していきますっていうふうに都が予想しているのにも関わらず、その「11日で緊急事態宣言そこまでです」っていう理由が、合理的な理由が僕にはちょっと分かんないんですけど。

 

(羽鳥アナ) これ鈴木さん、どうなんですか。まん延防止の期間が11日だから、っていう説明はあるんですけれども、そのグラフなんかを見て、なんで、ここで止めるんだろう?っていうところなんですけれども・・・

 

(鈴木さん) そうですね。さきほどまん延防止措置の効果の話がありましたが、あのだいたい2週間後ぐらいですよね、感染者の数が減って来るのが期待されるのは。ただ、それを待たずに宣言を出した背景には、やはり措置が始まってからも人口が、なかなか人出が減っていないというような分析ですとか、見え方があったと。なので、やはりもう2週間の結果を待っているよりも、それ以上に強い措置が必要だという判断が…

 

(玉川さん) 鈴木さん、違うよ。

 

(鈴木さん) あっ、逆で宣言を出して、大型連休も目に見えて人がボーンと減って、このまま行けばこの先には減ってくることが予想されるだとか、医療体制的にもなんとか持って行けるんじゃないかということが想定されれば解除されるという可能性もあるとは思いますが、11日から延長するという選択肢が全くないわけでもないので、それは始まってみて人出だとか、感染の対策の状況だとかを見て判断していくことには、国ともちろん調整してですけれども、そういうことになるのだとは思います。

 

(玉川さん) いや、都が出しているこのデータから見て、2週間じゃ全然減っていないでしょ。だから、これは都が出しているデータなんだよね。

(羽鳥アナ) あの、モニタリング会議で大曲先生が示したデータということです。でも、会見で、これ知事が使っている。

 

(玉川さん) うん。そうなんですよ。都が出しているデータで、減り始めてもいない所が、解除ポイントになっているということが、どう考えてもおかしい。だって、尾身先生だって、「3週間は見なきゃいけない」っていうのは、まず2週間でいきなりその緊急事態宣言が始まったところで、そこから減少がもしかしたら始めるかもしれないけど、見え始めるのは2週間後ってことですよね。だから、結局見え始めてから、その傾向がつかめるのにはそれから1週間ぐらい必要だってことで、「最低3週間」って話をしているのに、3週間経たないで今の段階で解除になってしまうっていう設定をしていること自体が意味不明なんですよ。

 

(羽鳥アナ) そこは鈴木さん、もちろん経済の事も考えて今回はお酒を出さないってことをやって短くやりたいですっていう東京の考えなわけですよね。

 

(北村先生) 短くやりたいって事だと思うんですけど、あの、玉川さんのおっしゃることが全く正しいんですね。例えば11日に解除する予定だとすると、普通はその日に決めるっていうよりは、その2日とか3日前にどうしようかなって決めるわけですから、なお条件は悪くてですね、例えば、5月の9日が日曜日だから、その前の土曜日5月8日に決めなきゃいけないって、こんグラフを信じれば、5月8日に下がっているというグラフでは絶対に無いので、5月11日に解除するかしないかをもし、このグラフの通りにおっちゃったとしたら、「これ解除できないから延長だね」って話にきっとなりと思うんですよ。だったら、人間の気持ちとして、「5月11日まで集中して頑張るぞ!」って言われていたのが「延長」って言われると、「あー延長か・・・」と僕は思うと思うんですよ。ところが「5月20日までやります」って言われていて、でも「順調に行きましたので、二奈さんのおかげです。だから10日ぐらいで止めます」って言われたほうがちょっと嬉しいかなと僕は思うので、気持ちの事を考えるとあるいは、玉川さんのご意見・ご指摘から考えると、もうちょっと尾身先生がおっしゃるように3週間設定をして、本当にうまくいったんだったら、短めに終わるっていうのがいいと思いますね。

 

(玉川さん) だから、2週間で短いからみんなが頑張れるって。その2週間と3週間の違いが何なんだ!というふうに僕には思えるんですよね。

 

(羽鳥アナ) じゃあ、ちょっと新聞いけます?その、なんで専門家がその3週間から1か月と言っていたのに、17日、その11日なでになったのか。

 

(斎藤さん) では、こちらです。朝日新聞です。

3度目の宣言 短期集中 とあります。

今回の緊急事態宣言では、経済活動の低下に直結する人流を減らすことにまで踏み込みます。

自治体からは、

 「法令の範囲内で出来ることは全部やってほしい」

 「強制的にステイホームをしてもらうしかない」

といった声が相次いでいたと言い、政府も最終的に感染者が減らないなら、人を集める行為や施設を制限せざるを得ないと規制強化に乗り出さざるを得ませんでした。

今回の宣言の期間は、あさってから来月11日までの17日間で、

政府高官は、

 遠くない出口を明確に示すことで

 自粛疲れが漂う国民の協力が得やすくなる」

との見方を示したと伝えられています。

 

(羽鳥アナ) 鈴木さん、東京都が当初言っていた期間に近い形になっているということですけれども。

 

(鈴木さん) そうですね。どちらかと言うと、小池知事としては3週間程度取るのが望ましいのではないかというふうに政府には伝えていたようです。ただ、宣言が決まっていない段階で資産をしているので、どういうものを想定しているのかっていうのは詳しい分析まではわかりませんが、より強い措置をかけるという中で、政府としても短期集中にしたいという思いがあって、こういう日程を政府が決めたというふうに聞いています。

 

(羽鳥アナ) ん…期間の議論はいろいろありますけど、廣津留さん、どう思います?

 

(廣津留さん) 単純に、怖いなっていうのが一番で、変異型の上がり方を見てもそうですし。私、地元が大分なんですけれども、きょう過去最多の数字が出ていますよね。ただ数日前までは数人、一桁レベルで大分はすごくうまくやっているなと思えていたところに42人という数字なので、いつ何が原因で突然数が増えるか分からないっていうのを目の当たりにすると、私たちは同じ対策をしているにも関わらず、どんどんウイルスが強くなってしまって…っていうのがあるので、今回の緊急事態宣言でバシッと締めて、本当に皆さんがおっしゃる通りだと思いますが、グラフを見る限りでは、やはり緊急事態宣言が終わることには全然下がっていませんので、本当にもう下がって少し国民が安心できる所まで行ってから解除するっていう、ちゃんと締めるっていうところが必要かなと思います。

 

(羽鳥アナ) さて、今回の緊急事態宣言で、どういうことをやるのかということが出てきました。お酒に関して、ちょっと厳しくなっているということです。

東京、大阪、京都、兵庫。こちらに緊急事態宣言が今日、決定されます。

期間:政府の方針としては、あさって(日曜日)~来月11日までです。

菅総理ですけれども、

 「ゴールデンウィークを中心集中的に対策を講じて

 感染拡大なんとしても抑え込んでいきたい

というような話をしています。

 

今回、今までよりも厳しいです。

飲食店に関して

 お酒やカラオケを提供するお店は 休業を要請 します。

 お酒やカラオケ設備を提供しない場合は、

 時短要請 (午後8時までの営業)

ということです。

さらに、これまでは時短要請で夜8時までの営業の時はお酒の提供7時までですよということだったんですけれども、それもです。

今回は、お昼もお酒の提供は自粛。期間中は、お酒を出さないで営業するか、休業するか、どちらかということになります。これは4都府県一緒ということになります。

都内 もつ焼き居酒屋店の方ですけれども、

 売り上げの7~8割がお酒です

 休業するか営業するか今すごく悩んでいます

ということです。

 

ビアレストランの方は、

 1年前の時も大きな赤字

 また緊急事態宣言で先が暗くなってきた

ということです。

 

(羽鳥アナ) このビアレストランはですね、「お酒類が売り上げの6~7割。料理が4割。コーヒー店にコーヒーがないのと一緒ですという感覚。本当にそれぐらいなんです」ということですけれども、これ、鈴木さん、補償ですけれども、補償についてはまだ発表されていないということですね。

 

(鈴木さん) そうですね。政府の方で最終的な調整がされているんだと思います。あの、今回こういうふうにして、政府がどのようにして休業要請をかけるのかですとか、それに対してどこまで協力金を払いうのかというふうな事を決めたので、その指針に基づいて東京都の中では実施されるのですが、政府としてお金を準備して、それを都道府県を通じて事業者に支払われるという形になります。

 

(羽鳥アナ) はい。額については近々という事でしょうか?

 

(鈴木さん) そうですね。大型連休を挟みますと、やはりそれだけ損失も大きいわけですから、なるべく協力が得られるような、実効性が高められるような金額にする方向で調整をしていると聞いています。

 

(羽鳥アナ) はい。そして、言われています路上のみですけれども、

政府としては、注意喚起して自粛要請をするということです。

これを受けて東京都は、都立公園の駐車場を閉鎖。

そして、公園自体も一部は閉鎖をいま検討されているということで、

 

鈴木さん、東京は、路上・屋外での飲酒、これを特に警戒しているとのことですけれども…

 

(鈴木さん) そうですね。今後、路上での飲酒は禁止とする方針です。なので、花見の時には、公園の道を規制したりだとか、見回りをしましたが、やはり今回もこれから対策がそういうふうに進められていくのだと思います。

 

(羽鳥アナ) はい。そして、東京への人の流入というのは、埼玉・千葉・神奈川から一日およそ300万人になります。

で、この3県の知事が、東京がいま言ったように、酒類の提供を自粛した場合、じゃあ、東京がダメなら…ということで、3県に多くの人が流入するんじゃないかということを危惧して、今の まん延防止措置 の中で 酒提供の自粛要請が出来るように国に求めているということです。

この3県は緊急事態宣言ではないので、酒類についてちょっと厳しく出来るように変えるということです。

 

これ、鈴木さん、今回は東京と3県は一緒になっていないんですね。

 

(鈴木さん) 1都3県で一緒に宣言を出したりだとか、揃えればそれだけ効果が上がることは間違いないとは思うんですが、やはり知事たちの間でも温度感に差はあるようでして、当然感染者の数も違うので仕方がない部分もあるとは思うんですが、ただ、足並みを揃えることですとか、対策をどういうふうにして揃えるかということに注力して時間をかけるよりかは、その間にも刻一刻と状況は悪化していきますし、やはり去年、年末に700人を超えた時には、次の週には一気に1000人を超えて、さらにその次の週にはもう2000人を超えたというふうな経験をしていますので、やはり先手先手で東京都としては、どんどん措置を強めていくという判断に至りました。

 

(羽鳥アナ)  ん・・・ さぁ、そして大型商業施設への措置です。

床面積が1000mを超える大型商業施設・百貨店

ここは、生活必需品を除いて休業要請 になります。

イベント・コンサートなどは、原則 無観客での開催 です。

電車・バスは、平日の終電を繰り上げて、週末・休日は減便をするということです。

 

(羽鳥アナ) 全体を通して、鈴木さん、今回は厳しいということですね。

 

(鈴木さん) そうですね。都の関係者に話を聞きましても、やはりこれまでの時短要請だけでは感染が抑えられなかった。「今回の宣言については、なんとしても結果を出さなければいけない」というふうに話をしてまして、当初、東京都としては、どうやれば経済への影響をなるべく少なくしたうえで有効な手が打てるのだろうかということで、休業要請の範囲についてもある程度業種を絞るということも想定したみたいなんですが、ただ、国との調整をしていく中で、やはり期限を決めて、その中でより強い措置を今やるしかないということで調整した結果、今こういうふうな方針が固まっているというふうに聞いています。

 

(羽鳥アナ) なるほどね。これあれですか。鈴木さんに聞きたい事とかありますか?ありますよね。

大阪・兵庫・京都・東京、あさってから来月11日まで17日間 緊急事態宣言決定 ということになりそうです。

で、その期間中の対策というのをお話しさせていただきましたけれども、北村先生はどう思われますか。

 

(北村先生) やはり2回目の緊急事態宣言、1月から行われたものは、非常に飲食の所を絞ってということで、それなりの効果があったとは思うんですけれども、下がり切らなかった。なんで下がり切らなかったのかを分析した結果、もう少し強い事をやるならば、アルコールっていうのがまず一つ。それからカラオケ、最近昼カラオケなども含めて多いと。そういうことで徹底した対策をするならば、そのあたりをまずしっかりやった上でやろうというそういう考え方なんだろうと思います。

 

(羽鳥アナ) はい。一茂さん、これどうでしょう。

 

(羽鳥アナ) その強い措置を今までよりも、第2回目よりも取るっていうその意見には僕は賛成なんですけれども、これお酒を止めるっていうのはどうなのかなと僕は思うんですよね。あの、お酒ではなくて、要するに時短もあるんですけど、お酒とか時短ではなくて、僕は空間の問題だと思うんですよ。やっぱり今日も例えば、2m離れているわけじゃないですか。

(羽鳥アナ) 我々も離しましたね、はい。

(一茂さん) 要するに、お店の中のお客をゼロにするのではなくて、やっぱりその空間を取っていればというような今考え方の方が強いんじゃないかと思います。飲食をやっていてコロナが増えたって、因果関係が多少はあるんだろうけれども、お酒に関してはまだないわけですよね。先ほど飲食に方が言っていたように、羽鳥君が言ったみたいに、お酒出さないって言うのはコーヒー屋がコーヒー出さないようなものだって、これは結局、話になんないですよ。ということは、それは店に人が行かないですよ。で、たぶん人流抑制の観点からこういうことをこれは建付けで言っているんじゃないかなって僕は勝手に思っています。ただ、埼玉・神奈川・千葉こっちの方にお酒飲みたがって行っちゃうと、人流抑制にならない。だから、つじつまが合わない。東京都が酒を抑制しても、他の3県にいっちゃったら人流抑制にならないんじゃないの。それと、イベント・コンサートの所ですけれども、野球の話になっちゃうんだけど、例えば、神宮球場とか横浜球場。これ観客をゼロにする必要は僕はないと思いますね。さっき言ったみたいに、空間の部分、そこのスペースがちゃんとあれば、5万人いる所に対して、5000人だったら10分の1しか入れないわけでしょ。しかも屋外ですよ。これゼロのする必要あるんですか?

 

(羽鳥アナ) ここに関しては、国というか自治体の考えとしては、ここが危険ではない。デパートも百貨店も大型商業施設も危険ではない。そこに行くそこから戻って来るという人の流れ、その間の飲食を抑えたいんだということです。

 

(一茂さん) でも、そこへバスなり電車を使うとします。その間、バス・電車の中でマスクしていない人ってほとんどいないじゃない。それは安全じゃないかと僕は思うんですよ。だったら、じゃあそこに集まるっていう事が問題だったら、僕はやっぱり最初の酒っていう部分で、人流抑制っていうのをもうちょっと考えてあげたほうがいいと思いますよ。だって2m感覚で、例えば店が奥行10mだったら、それは5組しか入れない。10m÷5でいいわけじゃないですか。どうなのかな?

 

(羽鳥アナ) 鈴木さん、特にお酒に関する厳しいところっていうのは、東京都はどう考えているのでしょうか。

 

(鈴木さん) 専門家の方たちの話の中でも出ているんですが、今お話にありましたように、人流抑制という観点もそうなんですが、やはりお酒を飲むとどうしてもマスク飲食が徹底できなくなったりだとか、距離を空けても大きい声で話したりだとか、リスクが高まるのは間違いないというふうには言っているんですね。なので、東京都としては当初、飲食店にさらに規制をかけるということについては、非常に慎重だったんですが、今回こういうふうにして大方針を決めたのには、大阪との調整があったりだとか、京都都とか東京都とか、いろんな意見を聞く中で、やっぱり徹底的に今できる感染対策、そしてリスクを減らすということで、このお酒の提供を自粛するという結果になったと聞いています

 

(一茂さん) だったら、カウンターに1人、2人って今こうやってアクリルをちゃんと設置している居酒屋さん、飲食店たくさんあるじゃないですか。ここはどうなんですか?

 

(羽鳥アナ) しっかり対策している所がすべてだったら、鈴木さん、こういう措置ではないってことでしょ。

 

(鈴木さん) 最終的に政府がどういう考えを持って決めたのかというのは、そちら側を取材していないので勝手な事は言えないですけど、やはり飲み会ですとか、会食ですとか、そういう場で飲食が伴っている所で感染が増えている。ということは、少なくとも分析の中では入って来ていますので、今回なかなか厳しい措置だとは思いますが、お酒の提供について言及する形になったんだと思います。

 

(羽鳥アナ) 玉川さん、どうでしょう。

 

(玉川さん) あの、飲食店に関して言うと、確かにちゃんとやっている所もあるっていう話なんですけど、ちゃんとやっていない所もあるんですよ。

(羽鳥アナ) そしてお客さんの方も…

(玉川さん) そうですね。だから、行政としては、全体に網をかけてやるっていうことを考えるという時に、ちゃんとやっている所だけピックアップして営業させるってことが、ものすごくコストがかかるんですよね。だから、見回り隊みたいなことをやっているけど現実、実質的な意味が無いって取材でもやったじゃないですか。それは回り切れないので。だから、日本以外の国でも休業っていうことにしてしまうのは、ちゃんとやっている所もあるし、風がビユーンって通る所もあるだろうけれども、でもそんな所ばかりではないっていうふうな事でやっているんですね。だから、ここは難しいところだけど、やっぱりお酒を飲めば気が大きくなって大騒ぎするしね。だってみんなお酒飲む理由がほとんど自分を解放したいからでしょ。開放したら、そりゃ大声でしゃべるわ、歌うわ、そうなりますよ。だって、そのために飲むんだから。そういうふうなことで言えば、ある程度お酒を制限するっていうのも理にかなっていることだし、問題は休業を要請したら、ちゃんと補償すると。お金だけは国がね、お札を刷れば出せるわけだから、だから、「そこをちゃんとやりましょう!」って事を僕は一番重要だと思うんですね。じゃあ、今度店を閉めるとしますよね。店閉めると若者なんかは、店で飲めなかったら外で飲めばいいって出てくるわけですよ。だから、路上のみいっぱい出て来ちゃっていると。路上飲みも注意喚起して、言う事を聞くかって話ですよ。酔っぱらった若者が…。警察官が行ったとしてもね。警察官だって全部回れるわけじゃないから。だったら条例作って良かったんじゃないかと。例えば、鈴木さんが都庁の担当をしている時かどうか分かんないけど、2019年のハロウィンの時に、渋谷でハロウィンの期間、路上のみを禁止する条例作ったんですよね。あの罰則はなかったけど。でも、こういう事態が想定できるのであれば、それこそ都議会なのか区議会なのか、ちゃんと考えて路上のみのこのいわゆる緊急事態宣言が出ている間は路上のみを禁止するって事が可能だってことは、ハロウィンの時に照明できているわけだから、そういうふうなことをやって、路上のみ禁止だと。場合によっては罰則も付けますよ、というふうなことをこの根拠があれば、例えば警察官だってちゃんと声がかけられるわけですよ。我々が取材している所でも、いろんな人が「法的な根拠はなにがあるんだ」ってやっているじゃないですか。いろんな所でトラブルが…。だから、法的な根拠がやっぱりそういう時必要になるんです。だから、都議会、区議会でなぜやっていないのか。やっているのかな?鈴木さん。

 

(鈴木さん) いや、現時点でそういう検討が進んでいるというようには聞いていません。あの、やっぱりおっしゃる通りで、都庁内を取材しますと、国との交信が降ってきたと。実際に現場でやる人たちの間では、「これどうやって見回ればいいんだろう?」っていうふうな声も実際には聞いているんですね。なので、やっぱり今おっしゃったみたいに、その後ろ盾となるものを今後もしかしたら早急に検討していく必要があるのかもしれません。

 

(羽鳥アナ) そうですね。今回の緊急事態宣言には間に合わないでしょうけれども、また分かりません。ワクチンが仮に遅れて、波がもう少し来てしまうっていうような事があるんだったならば、今から検討する価値は十分にあると思います。

 

(玉川さん) 何でもかんでも法律で自由を…というのは僕はイヤなんだけど、路上のみはしなくていいだろうと。路上のみの自由くらいは制限されていいだろうと。

 

(一茂さん) 絶対増えちゃいますよ。

 

(羽鳥アナ) あと、路上で飲めないんだったら友達の家に行くかってなりますよね。

 

(廣津留さん) はい。本当にそれを言おうと思っていたんですけど、宅飲みは絶対に

増えるだろうなって思います。例えば、それもガイドラインがあって、これくらいの広さだったら…空間と人数のバランスだと思うんですけど、これくらいの広さだったら何人集まってもいいですよっていうガイドラインがもししっかりしていれば、換気をしてくださいというふうに、そこもちゃんと定めておかないと、じゃあ店閉めました。路上飲みもダメです。じゃあ家に集まりました。密ですだったら、あの、私たちも何を参考にしてガイドラインとしたらいいのかも分からないですし、そこが絶対に留めないといけないなと思います。あと、もう一つ、イベントのところで言うと、私もコンサートが迫っていて、まだ詳細のガイドラインが出ていないんですね。来週の水曜日がコンサートの予定で、宣言中なのですが、前回の宣言の時は売ってしまったチケットはそのまま入れましょう。という感じだったんですが、今回はまだ調整が出ていないので、もうたぶん直前3日前とかまで分からない状態になるんじゃないかなと思います。

 

いろんなパターンのガイドラインを作っておけばよかったじゃないですか、去年。僕は考え方は2つしかないと思っていて、玉川さんがおっしゃったみたいに酒の提供うんじゃらくんじゃらじゃなくて、もう休業要請をかけて補填して、休む。休ませちゃう。それか、お酒を飲んで、気持ちが大きくなって開放されて、飛沫が飛びやすくなるっていうのは僕は分かりますよ。僕も会食やってて、必ず2mずつ空けてます。この2つのパターンしかないんじゃないですか。飲食店に関して。じゃないと潰れちゃいますよ。飲食店の人たちが見たらどう思うんですか?酒を出さないって。何それって。全員怒っていると思うけど。

 

(羽鳥アナ) ただ、お酒を飲むときの飛沫って、北村先生、これあるにはあるわけですよね。

 

(北村先生) やはり大きな声になってしまうということ。あるいは、特にオジサマ世代以上ですと、ちょっと近寄って行ってお酌をしたりすることもあったりしますので、あの、飲まないのが一番いいと思います。あと、時々テレビなどで見かけると、せっかくお店の方が注意して「声をトーンダウンしてくださいね」と言っても、なんか「何言ってんだよ。俺お金払っているんだぞ!」みたいな大声でお話になるお客さんもいたりして、トラブルもやはりお酒で起こるという事が多いので、ですから、路上飲みも緊急事態宣言に限っては、コンビニでお酒を売らないとか、夜何時以降の販売は止めるとか、なにかそういう事もしっかりやらないと、やっぱり抜け道を探そうとする人たちがどうしても出て来るんだろうなと。

 

(一茂さん) 県またいで公共交通機関の中で飲みだすとか始まるんじゃないですか?

(羽鳥アナ) いろんな方法は出てきてしまうとは思うんですけど…

(北村先生) 言わないほうがいいと思う。言うと、「あっ、そういう飲み方もあるのかって…」

(一茂さん) いやいや、それは良くないって話を言ったんですけれども、そういうことも増えちゃうんじゃないかなと。危惧しているんです。

 

(羽鳥アナ) ですからね、全員が納得してくれるっていう方策はなかなか難しいとは思いますが、「こんなことまでやらなきゃいけないんだ」という状況で今あるという認識を持って、これからゴールデンウィーク、我々は突入していかなきゃいけないんだというふうに思います。東京都担当の鈴木さんは、ここまででございます。どうもありがとうございました。

 

(鈴木さん) ありがとうございました。

 

 

(羽鳥アナ) さぁ、そしてですね、変異ウイルスの話に移りたいんですが、これがですね、インドで流行している「二重変異ウイルス」というものが日本国内でも確認されましたというお話です。

 

加藤官房長官です。

インドで確認されたウイルス 5件確認されました。

空港検疫4件。これは止まっているからいいんですが、国内で1件。つまり、検疫を抜けちゃっているというところなんですね。で、このインドで確認された二重変異ウイルスって何なんだろう?

 

  L452R  という変異。 E484Q という変異。この2つの変異を持っているウイルスが出てきている。で、 L452R というほうは感染力が強い。  E484Q というほうは免疫を逃れる可能性があるという特徴を持っているそうです。

 

今インド国内では、

すべてがこの変異ウイルスではないですが、感染拡大しています。

一日で31万人です。

アメリカを超えて最も多い感染の人数となってしまいました。

こういった状況を受けて、菅総理、イギリスのジョンソン首相は、

訪問を止めております。それぐらいの状況。

 

で、東京大学の研究チームが、この二重変異ウイルスの一つ

  L452R という変異ウイルスについて研究をしました。

この変異が、日本人の6割が、免疫効果が弱まる可能性がある。

この変異を持つウイルスによって。

これはですね、白血球にこの研究チームが注目をした。

白血球というのは、ウイルスなんかを攻撃するんですけれども、

白血球にはいろんな型があるそうで、その中の

HLA-A24という型があるそうなんですけど、

この型を日本人の6割保有している。

で、この型がHLA-A24という変異したウイルスに対して、どうも攻撃力が低下する。

今までの従来型には攻撃できたんですけれども、

このHLA-A24という変異を持っているウイルスには、攻撃力が低下する。

つまり、免疫が効きにくい それが日本人の6割が持っている。

この研究結果は、先生、いかがでしょう。

 

(北村先生) 東京大学の理化学研究所の先生たちが、今お出しになっている研究成果なんですけれども、我々は外敵であるウイルスなどが外から入ってきた時に、まず白血球が「あー、こいつ悪い奴が入って来たな」って調べなきゃいけないんですけど、この調べるセンサーみたいなのものがこのHLAと考えていいんですけれども、このHLAというのは遺伝的に一人ひとりセンサーの感度が違うんですね。ここは分類すると、このHLAという白血球の型は日本人には割と多いということになっています。ですから、このセンサーにかかると、大抵のウイルスは見つかるんですけれども、この新しい変異ウイルスL452Rっていうものは、ちょっと鈍くなると。絶対認識できないっていうわけではないんですけれど、そこにウイルスが居てもちょっとボーッとしていると言うか、見つけられないということが起こります。ただ、このセンサー、我々は遺伝で決めていますので、お父さんからもらう遺伝情報とお母さんからもらう遺伝情報を必ずセットでワンペア持っていますので、両方ともA24っていうものしか持っていないっていう方は比較的少ないので、それほど恐れることではないと思いますし、外敵は別にこのウイルスのスパイクタンパクっていうものだけに集中して、「あなたは外敵ですね」、「あなたは味方ですね」って、こんな事をやっているわけではなくて、ウイルス全体をくまなく見ていますので、これだけで攻撃する、しないが決まるわけではありませんので、これだけ見るといわゆるワクチンの効果が薄まるんじゃないかという事は確かに言えると思うんですけど、特に日本人ではなかなかワクチンが難しくなると思います。だけど、恐れるには足らないという事です。

 

(羽鳥アナ) 「弱まる」と「効かない」は全然違うと思うんですけど、弱まりはするけど…

 

(北村先生) 効きます。しかも、これはお父さんからとお母さんからの遺伝情報がL452Rだったら、かなり弱まると思うんですけど、どちらかが違う遺伝子をお子さんにあげているのが普通で、全体としては、とっても低いってことはちょっとあり得ないと思いますね。

 

(羽鳥アナ) はい。皆さん大丈夫ですか?

 

(玉川さん) あっ、もしかしたら日本人が…っていうか東アジアの人たちが、従来株に対して欧米人に比べると強かったというのも、この辺が逆に影響していた可能性もありますよね。

 

(羽鳥アナ) ファクターX?

 

(玉川さん) ん・・・分からない。でも、これがあり得るんだとしたら、逆もあり得るだろうなって…。

(北村先生) インドもまさにそうだったんですね。ついこの間までは我々は頑張って抑え込んでいる、人口が多いのに抑え込んでいるって言っていたのに、この変異株が現れて、割とメジャーになってきてから、この一日31万人とかというとんでもない数字をたたき出して、我々は抑え込んでいたという幻想は、まさに幻想だったと。ファクター何とかっていうのはないんだよってインドで証明されてしまったっていうことなんですね。ですから、過去成功してきた、抑え込んできたっていうのは、変異株の前ではもう無力と。新しいウイルスが来たと思ったほうがいいですね。

 

(羽鳥アナ) はい。大阪の状況をお伝えしたいと思います。救急車がですね、なかなか搬送が難しいということです。

大阪で自宅療養されている方からの119番要請が、

先週4月16日~18日の3日間で38件あったんですけれども、

そのうち26件が、救急車の中で搬送先が見つからないので

60分以上待機 最長7時間23分 待ったという例もある。

こういった例が前から言われているように、

大阪は、 入院患者待機ステーション というものを

昨日からスタートしました。

昨日から運用を開始しました。

救命救急が出来る一時的な(病院がない場合の)待機場所だということです。

ここは 8床 あります。

酸素吸入器が付いている所なので、酸素吸入が必要な人にも対応が出来る。

救命救急士3人。大阪府の職員2人がこの入院待機ステーションにあたっています。

吉村知事は、

 救急車の中でずっと待機することを避ける

 救急車の科動力を失わせないようにする。これからさらに増設していきたい」

ということですけど、これは、ずっとお伝えしていますけれども、本当に救急搬送に関してはコロナもそうですし、それ以外にも影響が出かねないくらい厳しい状況ということです。

 

(北村先生) 一応、大都市などでは、たらい回しにならないように、行き先が決まってからご自宅なり施設を出発するっていうことになっていますので、調整がつかないとずっとその救急車の中で待たざるを得ないということになってしまいますので、さすがにそれは60分以上待つと命に関わるということで、こういう苦肉の策に出たんだと思うんですね。やっぱり苦肉の策であって、もうちょっと根本的な対策が求められるんですけれども、出来るかどうか非常に難しいところですね。

 

(羽鳥アナ) これは人員の問題もあるんですけれども、じゃあどうするんだ?っていうところで、できる限りの事はやっているんですが、救急車の中に7時間半居るっていうのは、これ最終異常事態ですか?

 

(一茂さん) 本当だよね。これ、たまったもんじゃないですよね。それだけでなんか気分悪くなりそうだな。だって、吉村知事はもともとコロナ専門病院を作るって言って、たぶん、一番最初に手を挙げて頑張っていた府だと思うんですよ。でも、なかなか進んでいないということがこれで露呈しちゃったし、もちろん対応策ってなると、なかなか進んでいない。特に医療崩壊の話だと思うんですけれども、こちらも基本的には大阪の方がいま東京よりヤバいって話でしょ。進まないね。

 

(玉川さん) 大阪でコロナ専門の病院を作るって言ったら、お医者さん結構辞めちゃったらしいんだよね。あの、「そういうことをやるために医者やっているわけじゃない」って、それは当然ですよ。職業選択の自由もあるし、自分の働くところは我々自由に選べるわけですから。だから、いろいろな人間としての心理だとか、さっきの東京女子医大の問題もそうなんだけど、確かにこういうふうな目的があるんですっていうふうに設定しても、それに対して人々がちゃんと動いてくれるのか?っていうふうなところまで考えないとうまくいかないんですね。

 

(羽鳥アナ) 殆どの方は使命感で、使命感だけでと言ったほうがいいかもしれない。

 

(玉川さん) 使命感でやっておられる方は、僕は凄く頭が下がります。だけど、使命感じゃなくて、私は私の人生があるって人たちはダメだと言えないんですよ。言えないんです。

 

(北村先生) 一ついいですか?あの、こうやってなかなか救急車が来ないっていう状況の時にですね、使命感の方もいるし、職業のプロとして頑張っている方もいる時にですね、やっぱり路上のみを見かけると、気持ちがなえるって言う友人がいるんですよ。遅くまで働いて12時近くになる時に、近所の公園の前でたむろしている若者が酎ハイかなんか飲んでいると、もう気持ちがなえると。「俺こんなに頑張っているのに…」で、また朝のテレビのニュースを観ると、「なんで医療関係者のワクチンが4分の1ぐらいしか終わっていないのに9月には来るって話をされても、今打ってくれれば俺たち頑張れるのに」って、まだその方は打っていないということでしたけど、いろんな構造的にやっぱり総合対策をしないと、やっぱり医療は一定レベルを保てないと私は思います。

 

(羽鳥アナ) その時間もかかるということも考えると、私たちは何をするかというと、出来ることをやりましょう。とりあえずってことなんですね。

 

(北村先生) やっぱり減らすって事が大事ですからね。

 

(一茂さん) 変異株が来て増えたと言っても我々は、原始的な対策をするしかないよね。その結論に戻るし、結局はワクチンの話になるわけですよね。

 

 

(羽鳥アナ) 皆さんからご意見とご質問を頂きました。斎藤さんお願いします。

 

まず、ご意見をご紹介します。

 医療従事者です。そんなにみんなで集まって飲んだり食べたりしたいんでしょうか。命がけで飲食してください。医療従事者は命がけなんです。 ということです。

 

続いてもご意見です。

 大阪で救急隊員をしています。先日、別の救急隊ですが、コロナ陽性の患者を救急対応して、40時間ほど病院が決まりませんでした。大阪は完全に医療崩壊しています。 というご意見でした。

 

では、続いてはご質問です。

Q.日本は島国なのに、どうしていろんな変異株が入って来るのでしょうか。変異株が入ってくるということは、空港の検疫で陰性という事なのでしょうか。

 

(北村先生) そうですね。空港の検疫で陰性になった。あるいは、一応ですけれども、条件が揃えば搭乗前の72時間以内にPCRなどをやって陰性だということが分かれば、空港は一応そのままスルーして、ただ2週間は外に出ないってことはやりますけれども、その時に72時間前であれ、空港の所であれ、とにかく陰性であって、だけど、日本国内で発症した。あるいは、発症に気づかないまま広げているっていうことは十分あると思いますね。

 

(羽鳥アナ) だから、こういった、例えばインドのようなものが入ってくるという事ですね。

 

(北村先生) そうですね。少しずつ入ってくるということですね。

 

(羽鳥アナ) こういった事をお伝えしたことを私たちはしっかりと考えながら行動していかなければいけないというふうに改めて思います。北村先生にお話をお伺いいたしました。どうもありがとうございました。

 

(北村先生) ありがとうございました。