羽鳥慎一モーニングショー 

2021年3月25日(木)放送より抜粋

 出 演 者

  森内浩幸先生    岡田晴恵先生     高木美保

  羽鳥慎一      斎藤ちはる     玉川徹

 

(羽鳥アナ) おはようございます。

      3月25日 月曜日 羽鳥慎一モーニングショーです。

 

緊急事態宣言が解除されて3日が経ちました昨日、東京の新型コロナに感染した人は420人。3月で最も多い人数となりました。

 

リバウンドが懸念される中、昨日の夜10時頃の東京・新宿区内の様子です。

卒業式を控えた学生たちが、大勢集まって警察が出動する騒ぎとなっています。

 

屋根に上り、大声で叫ぶ金髪の若者。 警察や消防も出動し、学生街が大騒動に―

 

(リポーター) 救急車と消防車 止まりました?

(リポーター) 一気飲みが始まっています。

(リポーター) このグループも踊っています。

学生

 やっと飲み会できるぞ!みたいな一言でいうと開放感ですね

 

また、日中でも―

 

(リポーター) 満開の桜を大勢の方が見に来ています。

 

満開の桜に、都内で人が殺到。

 

 今の状態だと(感染者が)また増えるんじゃないですか?

 

 

 あの、緊急事態宣言が終わって

 そして、その次の期間は、

 「リバウンド防止期間と。

 この中で新規陽性者が残念ながら

 増えている状況であります。

 人流をいかにして抑制していくか…

 

昨日、新規感染者数が今月で最も多い420人となった東京都

特に20代の感染が多く、全体の2割を占めた

 

(リポーター) みなさん路上のみでしょうか。お酒の瓶や缶が転がっています。

 

緊急事態宣言が解除され、夜の街に広がる解放感! 学生の街、高田馬場では―

 

リポーター

 午後9時を過ぎました高田馬場駅前です。

 駅前の広場には続々と多くの若者たちが集まってきています。

 

時短要請で飲食店が店を閉める中、駅前の広場に集まった大勢の若者たち

 

(リポーター) すごい数ですね。広場は人で溢れています。

 

よーく見ると、広場には警備員の姿が―

 

(リポーター) 警備員がそれぞれ声をかけて、注意しているようですね。

 

警備員たちは、近くの大学から依頼を受け、たむろする若者に

「密」にならないよう声をかけているという。 しかし―

 

(リポーター) 午後10時です。警備は終了のようですね。

 

 

(リポーター) マスク外して、かなり近い距離で、大きな声で話しています。

(リポーター) 

  あー、一気飲みしていますね。マスクみんなしていません。そして抱き合っています。

酔いが回り、大きくなる声。至近距離にも関わらず、マスクをせず、感染リスクもお構いなしといった様子だ。広場では、若者たちがお酒を飲み、空き缶を持ち帰らず、缶をけって茂みに隠すグループも。 さらに―

(リポーター)

  喫煙所ではないですが、タバコを吸っている学生もいます。

  ロータリーの中に喫煙所はあるんですが、あの場所は、喫煙所ではありません。

 

すぐそばに喫煙所があるにも関わらず、その場で路上喫煙

 

リポーター

 お酒を飲みながらグループでダンスを踊っています。

 路上には、飲んだお酒が転がっています。

 

広場に居た学生は・・・

 

(学生) 大学生的な意見を代表して言うと

   やっと飲み会できるぞ!みたいな感じがあって、一言で言うと解放感ですね。

   超気持ちいい。 これないとやっていけないですよ、大学生って

 

(リポーター) 最近どうでした?

(学生) ずっと騒がしいですね。

 

同じ場所では、おとといも大騒ぎに。午後10時過ぎ、広場にある建物に1人の男性の姿が。同じようなグループの仲間からは、掛け声のように歓声が上がる。

取材ディレクター

 午後120時過ぎなんですけれども、男性がエレベーターですかね。

 上に上がって…あっ、今下りていますけども、大声を上げていました。

 周りには、かなり大勢の若者がおります。

 

  警 察  拡声器で呼びかけ

 ロータリーの学生の皆さん

 騒音苦情で通報が入っております

 静かにお願いします。

 

緊急事態宣言が解除され、箍が外れたかのように

駅前広場はお祭り騒ぎの状態に

 

取材ディレクター

 あー、お酒の飲みすぎですか。女性の方が倒れていますね。

 

泥酔し、地面に横たわる女性。仲間が水を飲ませようとするが、動けない。今度は、隣で男性が転倒。すぐに何事も無かったかのように立ち上がるが―

取材ディレクター

 若い男性2人が、相撲というか… 取っ組み合いみたいな感じになっています。

 

酔った勢いで、そのまま2回戦へ

マスクをあごにかけ、息が上がったまま抱き合う二人

これで終わりかと思いきや、さらに3回戦

 

泥酔していた女性は、その後、知人に付き添われ広場の外へ

(取材ディレクター) あー、二人の方が肩組んで・・・

 

そばでは、乾杯するグループも

 

 今 救急車が到着しました。意識を無くした女性を 今 担架に乗せています。

 

泥酔した女性は、救急車で搬送される事態に―

 

混沌とする高田馬場駅前。1年前にも大騒ぎ。

午前0時ごろには、駅前に泥酔した人たちが溢れかえっていた

 

リポーター

 男性が倒れています。スーツ姿ですね。

 救急隊員が男性に呼びかけているような感じですね。

 

人が去った広場には、あちこちにごみが散乱。

 路上には大量の吸い殻が大量に残されています。

 空き缶やら、ペットボトルやら、このままゴミを捨てて行ったんですね・・・

 

 

昨日、20℃を超え、絶好のお花見日和となった桜の名所では…

 上野公園です。暖かい春の陽気で、大勢の方が桜を見に来ています。

今年もシートを広げての飲食が禁止となり、

コーンで仕切られた桜並木の通りを多くの人が行き交っていました

 

 コロナでもやっぱり桜を見ると落ち着くわね。気分が。

 

 この季節にしか楽しめないってところがあるので

 こうやって、こっそりというか2人で楽しめればと思っています。

 

見ごろを迎えた目黒川沿いでも―

通りを埋め尽くすほども見物客で溢れかえっていました

 

埼玉 大宮公園では

 例年では、人で地面が見えないくらいになるんです。

 

こちらも、レジャーシートを敷いての宴会は、自粛を呼びかけられていましたが―

警備員の視線の先には、シートを敷いてお花見をしているグループが…

(警備員) 申し訳ないんですが、シートを敷いてはダメなんですね。

 

(見物の方) ベンチだったらいいんですか?

 

(警備員) ベンチは大丈夫です。

 

(見物の方) あっ、じゃあベンチで食べようか。

 

(別の方) あー、ダメなんだ。わかりました。

 

(警備員) すみません。ベンチでお願いします。

 

 飲まなくてもシート広げてご飯食べるくらいはしたいですね。

 しょうがないですね。決まり事なので守るしかないですね。

 

 

 やっぱり、したくなる気持ち 分かりますよね。注意するのも心苦しいですね。

 

リポーター

 喫煙されている方もいますね。

 近くに子供もいるんですけれども…喫煙されている方もいます。

 

公園内は禁煙となっていますが、中にはタバコの煙を漂わせているグループも―

 

リポーター

 神奈川県藤沢市の海岸です。多くの人たちが訪れています。

 家族連れの姿も見られますね。

 

ポカポカ陽気の中、水遊びをする子供の姿も見られました

 近所のね、小さい公園とか遊ばせるしかなかったので

 こういうちょっと大きい所は久々ですね。

 

楽しかったですか?

  は~い。

あまりの人出に心配する人も―

海に遊びに来ていた人

 人がやっぱり増えたなと思いますね。感染者が増えるなと思います。

 また増えるなと思います。

 

 

1都3県の知事たちは、昨日テレビ会議を開き、飲食店などに対する時短営業の要請を来月21日まで継続することで合意しました。

 

森田知事

 「解除は宴会解禁なんだと」

 違うんです。リバウンドを起さない行動を

 強く県民の皆様にお願いをしているところでございます。

 

 リバウンド防止期間っていう

 新たなステージに入っておりますが

 ましてや今は春休みでもあります

 桜も満開であります

 会食、謝恩会、歓送迎会などの

 季節でございますが

 ここはリバウンド防止

 ということの一環として

 お控えくださいますようお願い申し上げます

 

(羽鳥アナ) はい。桜も綺麗ですし、暖かくもなってきていますし、どうです高木さん、VTRを観て。学生も卒業式間近ですし…気持ちは分からなくもない。

 

(高木さん) そうですね。気持ちは分かりますね。あの私、お店の中に入ってね、学生さんたちを見た時に、お店の中ではやっぱり小声にしたりとか、注意している若い人たちも見受けられるんですが。

 

(羽鳥アナ) そうですね。そういう人たちもいますね。一日中、こんな感じではない…

 

(高木さん) ただ暖かくなって、ちょっとお酒が入って、お店も閉まっているし…となると、外でマスク付けないで大声で叫んだりっていうふうになっちゃうんでしょうけど、これ見ると、確かに若い方たちって自分たちが重症化することは少ないって言われていますけど、圧倒的に感染者数が若い人たちの間で増えていて、その方たちから例えば、家庭内感染とか、高齢者とかに感染することを恐れるのであれば、むしろ若い人からワクチン接種したほうが良かったんじゃないのかしらというふうにも思ったりするんですよ。

 

(羽鳥アナ) なるほどね。重症化するリスクが高い人からという順番はなっていますけれども。どうです、玉川さん。自分たちが学生の時、考えると…私もこの駅前で、あんま変わんないですよ。

 

(玉川さん) 僕も自分が大学生の頃を思い出すと、バカだったなと思うもんね。若い人たちが駅前で大騒ぎしているのを、今僕が大学生だったら、同じようにやるかもしれない。だって解除なんだもん。そうじゃないっていくら政権が言ったって、解除したんですもん。それはやっぱりメッセージとして、こういうふうに受け取られるっていうことはありますよね。

 

(羽鳥アナ) だから、もうちょっと届くようなメッセージじゃないといけないのかもしれませんね。じゃなかったら、やっぱりダメですけど、こうなるだろうなと、気持ちは分からなくないなというふうには思ってしまいます。

 

 

さぁ、ではパネルで見て行きましょう。東京・大阪、そして宮城は感染拡大傾向へリバウンドが懸念されます。その一方で、独自の対策で感染者を減らしている自治体もあります。さらにワクチンの最新の治験データに疑義が出ているということでお伝えいたします。

ここからは、お二人にお話をお伺いいたします。

医学博士で、白鴎大学教授の岡田晴恵さんです。よろしくお願いします。

 

(岡田先生) よろしくお願いいたします。

 

(羽鳥アナ) もう御一方。長崎大学大学院教授で、日本ワクチン学会理事の森内浩幸さんです。森内さん、よろしくお願いします。

 

(森内先生) よろしくお願いいたします。

 

(羽鳥アナ) では、昨日の全国の感染状況です。

新規感染者が1918人です。先月6日以来、45日ぶりに1900人を超えました。

東京は420人です。1週間ぶりに400人を超えました。そして、今月で最も多い人数となりました。昨日は、1都3県いずれも100人を超えているという状況です。

 

そして大阪は262人です。緊急事態宣言解除後、最も多い人数です。

兵庫も118人。愛知は74人。こちらも緊急事態宣言解除後、最も多い人数です。

 

そして宮城です。

宮城は、過去最も多い人数。171人ということになりました。

岡田さん、こういう状況です。

 

(岡田先生) はい。昨年、1回目の緊急事態宣言を解除した時は5月25日だと思うんですけれども、東京は8人だったんですよね。で、今は300、400という…。まず、中身としても変異ウイルスの問題がある。それから、ベースとして市中感染が高い。ですから、ちょっとした大学生の気の緩みとか、若い者と言ってはなんなんですけど、ということでリバウンド、もしくは第4波が来るっていう状況にあるのかなっていうふうに思いますね。

 

(羽鳥アナ) はい。森内さん、いかがですか。

(森内先生) はい。「気の緩み」っていう言葉を使うと気の毒な気がいたしますけれど、どこかで発散しないといけないところを上手に選んであげるということだとは思いますが、ただあの8人まで下がった所から、仮に実効再生産数が2ぐらいだと仮定すると、1000人になるまで、だいたい1か月~1か月半、それ以上かかると思います。でも、400人から1000人というのは、これ1、2週間ですぐに到達するわけですので、ちょっとあまり時間のゆとりはないのかなっていう気はしています。

 

(羽鳥アナ) やはり意識というのが大事になってくるんだと思います。

さっ、そんな中で感染者を抑える武器の一つ ワクチンですけれども、アストラゼネカ製のワクチンをめぐりまして、「最新の治験データが不完全なんじゃないか」という指摘がいま出ています。

アストラゼネカです。ウイルスバスターワクチンという仕組みなんですね。これは、別のウイルスに遺伝子情報を搭載して投与するというワクチンになります。

アストラゼネカは保存温度が普通の冷蔵庫で大丈夫。2℃~8℃でいいというのも特徴の一つです。

去年発表されたアストラゼネカのワクチンの有効率は70%でした。そして、アストラゼネカ社が発表した最新のデータなんですけれども、22日に発表されました。

アメリカでの治験結果なんですが、有効性はちょっと上がりました。79%。重症化の予防に関しては100%の効果があると。65歳以上の高齢者への有効性だと、また数字が有効性から上がって80%。血栓がちょっと問題になりました。報道で伝えられましたが、これは「安全上の問題はありません」という報告になりました。

 

しかし、このデータの発表の直後に、アメリカの国立アレルギー感染症研究所が、「この治験の有効性に関するデータが不完全だった可能性がある」という指摘をしました。「データが古いんじゃないか」ということです。

 

この指摘に対して、アストラゼネカ社は、発表したのは先月17日のものだった。ちょっと古かったです。「最新のデータを48時間以内に公表します」ということで、この発言が23日だったので、48時間以内。もうすぐ公表されるのかな?というところです。

今、番組のスタッフが確認したところ、今のところはまだ発表されていないということではあるんですけど、森内さん、この指摘ですけれども、どうお考えですか。

 

(森内先生) そうですね。これ、確かニューヨークタイムズでは、チェリーピッキング(cherry picking)という言葉を使っていましたけれども、嘘ではないんだけれども、おいしそうな所だけをつまみ上げてそれをパッと提示したっていうふうなことをした恐れはあると思います。おそらく、ワクチンを接種した後の追跡調査で、「ここまでは十分抑えられてるぞ」と思ったところから、ワクチンを接種したグループで、例えば、発病した人が結構出てきて、「これまで入れると有効率が下がるな」っていうふうな事をやっちゃったのかもしれません。これも詳しいデータが出てくるまでは憶測しかできませんけれども。

 

(羽鳥アナ) はい。最新のデータを公表するというのが、アストラゼネカ社です。このアストラ製のワクチンをめぐっては、こういったことがありました。

今月の上旬です。ワクチンを接種した後に血栓が確認されて、フランスやドイツなど15カ国以上で、この接種が一時停止されたということがありました。

その後です。今月の18日に、ヨーロッパの医薬品庁が、「ワクチンと血栓に因果関係はありません」という発表をして、フランスやドイツなどで再びこのアストラゼネカ製のワクチン接種が始まりました。

 

ただ、別の懸念もこれは出ているということです。

番組でもお伝えしました、南アフリカで行われたアストラゼネカのワクチンの臨床治験。ワクチンを接種した人。そして、プラセボという偽薬、ワクチンではない物を接種した人が、こういった人数で、南アフリカの変異ウイルスに感染した。

 

これから何が分かるか。

南アフリカの変異ウイルスへのアストラゼネカのワクチンの予防効果というのは低いという結果になりました。

これを受けてEUでは現在、フランス・ドイツでは、受け取ったアストラゼネカ製のワクチン。およそ半分ぐらいしか使用されていないという状況です。

森内先生、このアストラゼネカ製のワクチンの安全性は、どうなんでしょうか?

 

(森内先生) 安全性に関しては、それほど私自身は懸念していません。この血栓症、皆さん方が一番分かり易いのは、エコノミークラス症候群みたいなものだと思います。静脈の中にできた血栓が肺なんかに飛んでいって、命にかかわるような事もあるわけですけれど、ただ、一般人口で起こっている発生率とこのワクチンを接種した後の発生率を比べてもほとんど差がありませんので、これはやっぱりワクチンを接種した後で起こった事をちょっと騒いで、どんどんその恐怖感とかが膨れ上がったために起こった現象であり、実際上、これによる血栓症のリスクは、あっても稀であり、このワクチンの有効性、メリットに比べるとうーんと低いだろうと思います。

 

(羽鳥アナ) なるほど。リスクより利益という事なんだと思います。

 

韓国では今こんなことが行われています。

 

文在寅大統領が夫人らとともに、アストラゼネカ製のワクチンを接種して、「安全なんだよ」ということをアピールしました。このアピールの背景には、韓国は今確保しているワクチンの半数以上がアストラゼネカ製のワクチンです。今から他の会社のワクチンへ変更することは難しいということで、大統領自らが接種することで「安全なんだよ」ということをアピールしたかったということのようです。

 

そして、日本もこのアストラゼネカ社と契約をしております。

6000万人分が日本に入ってくるということです。そして、現状としては、先月承認申請をしていまして、承認待ち。承認されれば、日本でもこのアストラゼネカ製のワクチンが、ということになります。

 

(羽鳥アナ) 森内さん、こういったことを受けて、日本でのアストラゼネカのワクチンですけれども、どういった影響が出てきそうでしょうか。

 

(森内先生) 一番大事なのは、南アフリカ型がどれくらい蔓延するかをきちんとサーベイランス (サーベイランスは、注意深く監視するという意味です。サーベイランスの目的は、監視することで感染症の動向を把握したり、対策の効果を判定したりすることです) していくことだろうと思います。それがあまり大きな影響がないのであれば、やっぱりこれは、普通のワクチンと同じような取り扱いで接種していけるというメリットがありますので、現時点であまりこれについての大きな問題はないと思います。ただやっぱり、それは変異株をしっかりモニタリングするという事が大前提にあるだろうとは思います。

 

(羽鳥アナ) はい。どのくらいの変異ウイルスが広がっているか。そのうち南アフリカ型はどのくらいなのかということですね。

岡田さん、どうでしょう。

 

(岡田先生) はい。あの、血栓っていうのは、コロナウイルスで血栓が非常に問題になりましたので、目立つファクターだったんだろうなって思うんですね。ただ、血栓、おっしゃる通り、エコノミー症候群はじめ、よくある、聞く疾患ですから、やはりこれは、ファイザーのワクチンでも同じようなリスクがあるかどうか、同じようなものがプラセボ(偽薬)と一緒に、ファイザーでも同じように出てくるのかどうかっていうところも見極めながら、たぶん私も血栓の問題は、ワクチンは関係ないんじゃないかなという気持ちがいたします。

 

(羽鳥アナ) こういう事があったから、アストラゼネカは・・・?ということには全くならない。

 

(岡田先生) ならないと思うんですね。一番の問題は、やはり今日本で急増してきた時に、その変異株の中身ですね。ですから、南アフリカ型が非常に増えてきたとか、そういうふうな状況になってきた時に別の問題として、効果という意味で影響が出て来る可能性がある。そういう事だと思うんですね。

 

(羽鳥アナ) 高木さん、アストラゼネカのワクチンについて、いろいろな事が言われていますけれども、こういった事があるんだよと伝えられながらも、有効性・安全性という所にも大きな問題は無いと…

 

(高木さん) 最初にリスクの問題が出て、次に有効性の問題が出てって、次々に何か出て来るんじゃないか?という印象になりがちだと思うんですけれども、むしろリスクの問題はリスクの問題として、その後すぐにヨーロッパの医薬品庁から「リスクの問題はない」と、きちんと発表されて、その後また有効性の問題が出て、これもまた1日、2日以内に何らかの検証がされて発表されていくって。問題が出たら、きちんとデータを開示して、解決するということを繰り返すことで信用を担保していくっていうことは、私は出来ると思うし、必要だと思うんですね。むしろ、有効性が、さっき先生がおっしゃっていた南アフリカの変異型、これが日本でどれくらいあるのか、ないのかっていうのをスクリーニングとゲノム解析って、こちらの方のパーセンテージをどんどん増やしていけたらなって、そちらの方を私はお願いしたいですね。

 

(羽鳥アナ) その変異ウイルス何とかの動きが、動きつつあるとは思いますけど・・・玉川さん、この部分、だいぶ気になっているようですが?

 

(玉川さん) 気になっています。あの、ワクチンがこれしかないと。世界中で開発された中で有効なワクチンが、このウイルスベクターのワクチンしかないって事であれば、僕は安全性の問題だとかは気にならないんですけど、ただ有効性の部分で言うと、やっぱりちょっと他に比べると落ちますよね。

 

(羽鳥アナ) ファイザーは、もう90を超えていますから。

 

(玉川さん) はい。メッセンジャーRNAワクチンのほうが、やっぱり、「どちらの方がベター(better)ですか?」って言ったら、「メッセンジャーRNAワクチンのほうがベターだ」っていうふうに言わざるを得ないんだと思いますよね。じゃあ、より良い物を選べるのかっていうことになると、ここは厳しい状況ですよ、日本の中では。だから、基本的には、打つ、打たないは自由なので、本当はワクチンも選べたらもっといいなって僕は思っているんですよ。ドイツなんかは、もしかすると、そういうふうなことで選ばれないワクチンになっている可能性がありますね。もうファーザーとか、そういうふうなメッセンジャーRNAワクチンの方をみんなが打っているというようなことなのかも知れないんですけど、ただ、選べないわけでしょ。

 

(羽鳥アナ) 現状では、そうです。

 

(玉川さん) 日本では選べないって事ですよね。だったら、打たないよりは打ったほうがずーっといいとは思うので、なかなかやっぱり、どれでも選べますと。で、自分でこれがベストだと思うものを打てるっていうふうな状況があったら本当にいいのになと、そういうふうには思います。

 

(羽鳥アナ) 森内さん、やはり100-0ということは無いので、こういったこともいろいろ出て来るとは思いますけれども、玉川さんが言ったように、打たないよりは打ったほうがいいんですね、やっぱり。

 

(森内先生) 勿論そう思います。この有効率が70~80%程度っていうのは、これ、当初期待した物より、それでも非常に高いです。インフルエンザのワクチンでせいぜい50~60%しか効かないことを考えると、外れる時はもっと悪いですけども、70%と出た時には、これは本当に素晴らしいワクチンだなと思いました。ですので、けしてこれ「打たなくていいや」っていうものでは全然ないと思います。ぜひ、打って頂きたいと思います。

 

(羽鳥アナ) そして、アストラゼネカが発表するであろう最新のデータをしっかり待ちたいと思います。

 

そんな中で、感染が各地で拡大をしております。

宮城なんですけれども、これまでにない急上昇カーブを描いているという、宮城の中でもさらに多い仙台市の郡市長ですけれども、「現在の危機的状況が継続する場合には、人流を抑えるためにまん延防止等重点措置、あるいは、特措法に基づく緊急事態宣言も検討せざるを得ない」というところまで話をしています。

 

仙台市は、独自の緊急事態宣言を出しました。今日から来月の11日まで、市内の飲食店は、午後9時までの時間短縮要請ということになりました。

さらに、今日から無症状者を対象とする臨時のPCR検査場を設置します。一日で最大300件程度。ドライブスルー方式でPCR検査を実施するということです。岡田さん、この仙台市の対策ですけれども。

 

(岡田先生) はい。カーブが急ですよね。私は、このウイルスの中身を知りたいですね。ですから、やはり積極的にゲノム検査をして、この変異株ではないのか?と。特に南アフリカではないのか?と。この辺りをよく調べるべきだと思うんですね。時短要請に関しましては、ここまで増えてくるとせざるを得ないだろうと。やはり要請があるということで人の心も引き締まるということもあるので、ここが踏ん張りどころで、PCR検査とゲノム検査と要請で持ち堪えていただくと。変異株が心配です。

 

(羽鳥アナ) 森内さん、いかがですか。仙台の状況、対応ですけれども。

 

(森内先生) そうですね、今のカーブだとやっぱりいろんな事をやらざるを得ないと思います。どれだけ有効か分からない時には、とりあえず有効性が期待できる事を一気にやった上で、ある程度収束したところからまた考えていくってことになると思いますが、やはり変異株についての解析は非常に重要だと思います。ただ検査に関しては、どのくらいのキャパシティがあるのかを見定めて、もしそれが闇雲にいっぱいできるという事でなければ、より検査の結果がどのような対策に繋げられるかっていうところを選びながらやっていき、特にその中でこの変異株の解析まで続けてやっていかれるようにしていくほうが、より現在の状況を打開することには役に立つのかなと思います。

 

(羽鳥アナ) はい。そして大阪です。宮城・仙台と同じく感染者が増えています。その大阪がですね、過去の流行を分析しました。

去年の第2波、あるいは年末年始の感染の波、これは、20代、30代から拡大することが多いという分析の結果です。そして、今月19日からの独自の指標として、新たな感染の波を捉える見張り番指標というものを公表しました。

 

見張り番指標って何なんだろうか?というところですが、

一つ目が、20代~30代の新規陽性者の7日間移動平均が、1日30人以上

この数が前の日と比べて4日連続で1を上回っている。つまり増えているということ。

この①②両方を満たしている場合は、感染拡大の兆候がありますよというふうにしています。

この数字は、大阪府のホームページで公表されております

 

それで、この見張り番指標が公表された翌日の20日から5日間連続で、 もクリアしてしまっているということで、5日連続で警戒レベルが続いているという大阪の状況です。

大阪の感染者の推移を見てみたいと思いますが、緊急事態宣言が解除された時には56人という1日の感染者だったんですが、やはり増えてきました。

昨日は262人。先月の5日以来の200人越えで、緊急事態宣言解除後、最も多い人数となってしまいました。

 

吉村知事です。

先月5日以来200人を超えたことについては、「明らかに感染拡大傾向にあります。大きな波の入り口に立っている可能性がある」という認識です。

 

大阪府医師会の茂松会長ですけれども、

「見張り番指標」の推移について、

「もうすでにリバウンドに差し掛かっていると思う。感染者が今後爆発的に増える可能性もあります。時短だけではなく、お店での感染対策の徹底なども必要だと思う」としています。

岡田さん、大阪の状況と対策ですけれども。

 

(岡田先生) はい。あの、大阪の担当の方とディスカッションしたんですけれども、2つ理由があるそうです。まず1つは、小・中学校とか、学校で感染者が増えている。それを見てみると、やはり変異株だと。で、英国株だと。ですから、ここを重点的に調べていかなきゃいけないということが一点。大阪は大阪市とそれから市外とあるわけですけれども、大阪の市内に関しては、まだ時短なんですよね。延長ということで。ただ、市外に関しては、もう2、3週間前に解除になっている。そうすると、今までは大阪市内の方が感染者数も患者さんも多かったんだけれども、今報告されているのは、解除された市外の大阪府民の方に多くなっている。やはり飲食っていうことの影響っていうのは非常に大きいんだなっていうことが数字で出てきているということが言われております。

 

(羽鳥アナ) 森内さん、大阪はいかがでしょうか。

 

(森内先生) そうですね。3週間ちょっとで4、5倍に増えていますので、もうリバウンドに差し掛かっているというのは、かなり柔らかな表現かなと思いました。すでにリバウンドと言ってもいいぐらいのレベルかなと思います。やれることは一通りやっていかないといけないと思いますけれども、あの、確かに変わった試みで、これがどんなふうに有効性を持つのかは、他の地域の参考にもなると思いますので、見て行きたいなと思っています。

 

(羽鳥アナ) はい。高木さん、一足先に、1都3県より先に解除されました。そういったところで、宮城、特に仙台です。あと大阪。こういった状況になっている。

 

(高木さん) 人の動きを止めるということはね、例えば、政策の問題とか、医療行政の問題から語っても限界があるでしょうと。そうすると、後で出てきますけど、その…山梨で今率先されている「グリーンゾーン認証店」っていうのは、それっていうのはむしろ上からの見方ではなくて、現場主義であったりとか、生活者目線での対策をより充実した制度で、もしかしたら成功しているかもしれないという状況なんですね。その草の根的な対策っていうのはちょっと今まで過小評価されていたような気がするんです。やはり、もう一度その部分を徹底的にやるっていう上で、(先走ってごめんなさい)この山梨の例っていうのは参考になるような気がします。

 

(羽鳥アナ) お店の細かい対策というところなんだと思います。時間短縮というところが今まで取れる方式、ただ仙台はドライブスルー方式ですけれども、PCR検査、こういったことも増やしているということですけれども、玉川さん、これ1都3県でも参考になるという言い方は違うのかもしれませんけれども、こういったことがこれから考えられるということですかね。

 

(玉川さ) 宮城の状況がやっぱり心配ですよね。本当に。171人という数ですけれども、これは首都圏なんかと比べればですね、その多さが分かるんですけど…

 

(羽鳥アナ) 埼玉、神奈川よりも多いわけです。

 

(玉川さん) そうです。神奈川県は人口900万人以上いるんですよ。宮城県の人口っていうのは230万人ですから、4倍以上の人口がある所よりも多いんですよ、感染者が。300人無症状者に対してPCRを始めるっていうのは、やらないよりはやったほうがいいっていうことのレベルですね、数的に言うと。これがもし同じ県っていう単位で見た時の、広島だったら確実にいま準備をしている大規模検査に踏み切るでしょうね。広島県知事であれば。準備が出来てさえいれば大規模検査できるんですけど、宮城は全くそういう事をやっていませんので、300人しか出来ないと。一方で広島は今5人ですか。非常に少ないですよね。広島の状況は。で、あの、大規模な検査をしようとしたんですけれども、感染が収まりつつある状況だったんで、6000人だけやったんですよね。6000人で4人の無症状の感染者が出たんですけれども、これ広島市の人口で言えば、もっと非常に大きい数になるところだったので、やっぱり無症状者を見つけるっていうふうなことは非常に重要だと。で、準備が出来ているか、出来ていないかっていうのはここからは非常に重要な局面になるのかなというふうに思いますね。

 

(羽鳥アナ) 感染状況によって、やる、やらないの判断はあるんでしょうけれども、いま落ち着いている地域だったら、出来るうちに準備を…

 

(玉川さん) 今のうちに準備をすれば、この後もしか本当に変異株とかそういうので、ドカーンと増えてきたとしても、準備さえ出来ていれば、決断さえあればやるっていうふうなことになりますので、大規模な検査ができるような準備だけはしておいた方がいいのではないかというふうに思います。

 

(羽鳥アナ) これまでは営業時間短縮。飲食が一番対策を重くするべきだという判断でやってきたんですけど・・・

1都3県です。緊急事態宣言は解除されましたが、時短要請は続きました。その時短要請がさらに延びます。

 

これまでは、今月31日まで午後8時がちょっと緩和されて午後9時までになったんですけれども、それを更に 来月の21日まで 午後9時までの時短要請です。

 

小池都知事は、「早くリラックスしたいところですけれども、ここは “リバウンド防止期間” という言葉に置き換えて、県民都民に呼びかけていく事が重要です」と、1都3県のオンライン会議で発言をしております。

 

なんで来月の21日までなのか?

 

これは、緊急事態宣言が解除されてから1か月までは政府として協力金支給という事なので、来月21日というところになりました。

 

協力金は、少し緊急事態宣言の時よりは少なくなって、今4万円になっているんですが、その4万円が引き続き、来月の21日までは継続されるということです。

 

飲食店の声です都内の串焼きさんの方ですけれども、

「若者が路上飲みなどをしている。でも飲食店は真面目に対策をやっている。これ理不尽じゃないですか?」ということです。

「協力したいけれども、従業員の調整があるので大変です。取引先の生産者も困っているはずです」ということです。

 

都内の居酒屋の方 期間・時間について

21日までというのも、夜9時までというのも根拠がわかりません。せめて夜10時までなら2回転できるのに・・・」ということです。

 

別の居酒屋さんです。

「せっかく“今月中は夜9時までです”と書いたビラを書き直さないといけないし、今後もずるずる延長されるのでは…?」ということです。

 

(羽鳥アナ) 岡田さん、時間、時短要請というところに、今 注意をしているところですね。

 

(岡田先生) はい。あの、それだけでなくて、こちら側の、私たちの食べ方・飲み方だとか、そういうことで、少人数で、そして静かにということが大事なのかなと思いますね。

 

(羽鳥アナ) まず、21日までは1都3県は延長です。今の岡田さんの話にもありました食べ方・飲み方、高木さんのさっきの話にもありました。山梨県はこういうふうな対策をやっていますよってことをこの後、お伝えいたします。

 

一旦コマーシャル

 

(羽鳥アナ) さて、各地で感染拡大の傾向が見えてきました。1都3県は、緊急事態宣言の時も時短要請が続いていましたが、緊急事態宣言の後もそれがさらに4月21日まで午後9時までですが時短要請は継続だという話をしました。

森内さん、この効果はあるんですか?営業時間ということは…今までも効果が出ていたという判断だとは思うんですけれども…

 

(森内先生) 本来は、先ほども話題になりましたけども、食べ方・飲み方をどういうやり方をするかってことが大事なんですけれども、ただ、遅くなればなるほど特にアルコールが入っていくと、ついつい大声になったりしやすい。その傾向はあると思います。ですけど、単純に時間の問題ではなくて、どういう飲み方・食べ方をするのかの方がもっと重要だという、ちょっとメッセージがすり替わったりしないようにして欲しいなとは思います。

 

(羽鳥アナ) これ高木さんも、すごく対策をしながら、前よりは数少ないですが、ご飯に行っているじゃないですか。どうですか?お店の人は、この時間短縮っていう事に関して。

 

(高木さん) あの、1時間や2時間短縮しても変わらないでしょ。正直言って。自分たちがやっていても、お客さんが静かに食べているお客さんと大声で食べているお客さんの比率が、大声の方が多ければ、時間なんて関係ないですよって言うのが正直なところです。だから、お店によっては凄くえらいなと思うんですけど、グループ3、4人で来ても一人ひとりの間にパーテーションを置いて、黙食・孤食のようにして食べて頂くって、そこまでやっている所があるんですね。で、かつ換気もちゃんとする。「なのに一律に時短で括られるのは苦しいです」と「悲しいです」ということは聞きますね。

 

(羽鳥アナ) ちゃんとやっていない所を見ると、ちゃんとやっていて苦しい所が「ちょっと不公平だよね」ってところが出てきても仕方がないなって思いますね。

 

(高木さん) 私はそういう言葉を受けるから、自分でパーテーションを持って行って、「これ置いていいですか?」って言って、許可を取って、一緒に行った人たちの間に置いたりとかして、自分でもちゃんとお店のために対策をするっていうふうにしているんですね。それをダメですっていう所はないですね。

 

(羽鳥アナ) なるほどね。だから、その時短要請というところで、きているわけなんですけれども、森内さんのお話にもありました「食べ方・飲み方」というところで、各自治体それぞれ感染防止の対策をしているのですが、それが山梨ですね。

山梨は今5日連続感染者ゼロという状況です。今年2月最も多くても1日5人。なんでこういうことが出来ているのか?というところです。そして、こういった状況を受けていろいろ議論にもなりました山梨県の長崎幸太郎知事なんですけれども、

歓送迎会やお花見は経済が回る側面もあるので、どうかやってください「ぜひやってください」と。今その、東京を中心とする人はお花見とか宴会はやめましょうということなんですが、山梨は感染状況を見て、「どうかやってください」、ぜひやってください」ってことなんですけれども、ただやればいいということではなくて条件があって、どうやるのか?

 

少人数で普段一緒にいる人と行う。

・不特定多数、大人数ではやらないということです。

体調の悪い人は参加しないでください。

そして、この3つ目なんですけれども、県のお墨付きの店舗

これ グリーン・ゾーン認証店  と呼ばれているんですけれども、

「ここでやってください」というのが山梨の対策です。

 

グリーン・ゾーン認証店になるには、こういった条件がありまして、

県が39項目の感染予防対策の基準を定めている。

そのすべての項目を満たした店舗、これが「グリーン・ゾーン認証店」。

県内の6割以上がこの認証を受けているということです。

 

どういった項目があるのでしょうか。

 ・お客さん同士が正面に座るのを避ける

 ・注文や料理を出す時には、お客さんの正面からはやらない

 ・小声で会話ができるようにお店の中のBGMの音量を小さくする

 ・30分に1回は2方向の窓を全開にして換気をする

プラス、こういったことをちゃんとやっているのかどうかを県が委託した組織があるんですけれども、事務局、そこが実際にお店に行ってチェックをしている。これが東京で同じことが出来るかどうかという議論はあるとは思いますが、山梨はここまでやっている。

で、認証店の対策が、ちょっと甘いんじゃないかっていうふうにお客さんが感じた場合は、

店頭に貼られている「グリーン・ゾーン認証店」の横にあるQRコードから、お客さんが山梨県の方に報告することが出来るということです。だから、お店も徹底する。

 

お店のオーナーの方は、この制度にいついて、

「職場から認証店しか利用しないように言われているお客さんもいるようで、ほとんどの方が店頭のステッカーを見てお店を利用しているようです」

 

山梨大学の島田学長ですけれども、

「山梨は第1波の頃からドライブスルー検査も導入など積極的に対策に取り組んできた。だから、県民の意識が高いと思う」それがうまくいっている。

岡田さん、これが「どう何を食べ、飲むか」そういうところにくるんだと思います。

 

(岡田先生) そうですね。この対策って県がちゃんとチェックをかけているんですね。ですから、勝手に出せるというわけではないわけですね。チェックをして、これ抜き打ちの査察もあるということなので、ですからやはり、そういうことが出来ているから、行く方も安心だし、逆にお店の方もやっていることが報われているということだと思うんですね。ですから、やはりこういうことが、東京という所で本当に可能かどうかは別として、いろんな地域で、いろんな県で広がっていくと、飲食っていう事ももう少し広がっていくんだろうと。あとやはり、独身の男性なんかは日々のお食事を「黙食で、お一人で」ということでも飲食を非常に利用するんだと。ですから、食べる側とお店側の両方やって、そこにチェックの目が入るということが大事なのかなといいふうには思いました。

 

(羽鳥アナ) まっ、森内さん、こういうことなんです。どう食べるかっていう…

 

(森内先生) そうですね。実際With コロナ、まだしばらく続きますので、何もかもダメだということで押さえつけても気の緩みって言葉は使いたくないなというのは、それは気が緩んでいなくてももう持たないですよね、誰だって。だから、大丈夫な事とそうじゃない事をきっちり区別をつける。けしてゼロリスクを求めるのではなくて、下げるというところでどこかで妥協していかなきゃいけないだろうと思います。この試み大変すばらしいと思います。やっぱりチェックが入るというのは、他にはない、ここの特徴だと思います

 

(羽鳥アナ) そうですね。だから高木さんが言った、「対策がしっかりできているお店はどうぞ営業してください」長崎知事の言葉を借りれば、皆さん意識高めれば「どうぞお花見やってください」ということ。自治体の感染状況によって違うと思いますが、山梨はこれができるということです。

 

(高木さん) あの、最初、この知事の方のおっしゃった事は大風呂敷を広げているみたいに批判されたと思うんですね。でも、言うだけの事はちゃんとなさっていて、例えば、本当に具体的に対策をお店に分かるように示して、かつパーテーションを、さっき私が言ったみたいに、ただこう斜めにするだけじゃなくて、個人個人を囲うぐらいに厳重にやっていらっしゃる。全部のお店じゃないかもしれないですけど、その状況を昨日私はニュースで観たんですけれども、チェックする人たちが行って、計器を使って、本当に換気が出来ているかということを数字でちゃんとはかって示すんですね。そこまでやっていると、同じような事をお題目として言っているように聞こえるんだけども、具体性があればあるほど効果が上がるっていう証じゃないかなという気がします。

 

(羽鳥アナ)  グリーン・ゾーン認証店で、ちょっと緩いなと思った時に、この認証を外すんじゃなくて、このチェックしている人が「ちゃんとやりましょうよ」っていう。認証を取り消すっていう事はないということなんだそうです。

どうです、玉川さん。山梨ですけれども。

 

(玉川さん) あの、僕はずっと外食していないって言ったじゃないですか。やっぱりあの、とは言え心配なんですね。僕みたいに絶対に罹りたくないっていう人間からすると、やっぱり対策をしたとしても室内であれば、もしそこに感染した人が居たら…?もしそこにウイルスを出している人が居たら…?と思っちゃうんですよ、どうしても。僕冬休みだったじゃないですか。で、元々旅行に行くつもりで予約していたんですけど、緊急事態宣言延長したんでキャンセルしました。もう都内に居るしかない。都内に居たら、ずーっと家に居てもリモートで出演していたのと何も変わらないじゃないかと。むしろ番組に出たほうがいいかなと思ったぐらいなんですけど、どうしても休まなきゃいけなかったんで休んだんですね。で、どっかでやっぱり食事はしたいなと。で、調べて、「オープンで、外で食事できる所ないかな」って探して、結構何軒かあったので、そういう所で食事をしました。外で、かつ離れている所で。こういう所だったら僕の頭で考えても、これならここで大丈夫だろうなと。それで考えると、これからいい季節になっていくわけですよね。例えば、ニューヨークなんかも「外で営業するのはいいですよ」って許可の出し方をしていましたよ。あーいうふうな事をもっと行政側が音頭を取って出来ないのかなと。例えば、アーケード街ってありますよね。そこは人が通るための所なんですけど、アーケードのいるお店なんかは積極的に外で店を出して営業できるようにするとか、いろんな自治体などの施設でもお祭りみたいになっちゃくんだけど、そういうふうな所にスペースをちゃんと付けて、それで店が出店してもらって、オープンな所だったら安心して食事できますよっていうふうな場所を提供するとか。僕はそういうふうな工夫もいろいろできるんじゃないかと。それがお店で困っている人たちの助けになるんじゃないかと。外だったら、ある程度離れていたら僕は大丈夫だと思うんで、そういうふうな所をもうちょっといろんな事で活用できたらいいなと思います。

 

(羽鳥アナ) 時間を制限するというのも一つの方法なんでしょう。ただ、どう食べるのか、どう普通に食べるのか、食事をするのか。これほど長い期間にわたっているので、ちょっと山梨を範として考えていくところも必要なのかなという気がします。これは山梨の対策。

で、ちょっとさっき話がありました広島です。

広島は、最近は5人から10人の推移で、昨日も5人でした。広島は検査を拡大しております。

先月の22日から、希望者に無料でPCR検査を実施。駅前でむやみやたらに配っているとかじゃなくて、「ちょっとなんか軽い症状が出ているんです。大丈夫なんだろうか?」あとは、「濃厚接触者じゃないんですけど、周りに1人出たんです」みたいな人。希望する人には無料でやる。

対象は、広島市民。市内で働く人。1日の上限は500人。というのはありますけれど、ちょっと気になる人をピックアップしていくというところの取り組みです。

検査はですね、電話やネットで事前に予約するんですけど、ただ状況次第では、当日に予約することもできます。それで行って、唾液を入れて、20分でこういう作業は完了ですよと。結果は翌日午後6時までに陽性者には連絡。連絡がなかったら大丈夫ということです。

運用開始1か月で3217人が利用して、陽性者は3人だということです。

 

希望者というところもありますけど、やっぱり気になった人に無料で検査をしていくっていうところも一つ方法ではあるわけですね。

 

(岡田先生) そうですね。これ見ると、1000人に1人ぐらいだから、まだ0.1%ぐらいですから、広島だとこれくらいの割合なんだなということなんですけれども、やはり気になる人、もしくは濃厚接触だよっていう人に積極的に調べられる。

で、この数字がもうちょっと上がってきたらならば、検査の数を拡大していくと。そして、できればですね、できるだけ多くでそのウイルスの中身を調べて、変異ウイルスがどれくらいあるのかとか、そういうような所のサーチまで行かれれば非常にいいんだろうなっていうふうに思います。

 

(羽鳥アナ) これ森内さん、このまえ、大阪の吉村知事が「駅前で配ってもあまり意味が無いんだよ」っていうようなことをおっしゃったんですが、その検査とはちょっと違う検査ですかね、これは。

 

(森内先生) ちょっと違いますね。ちゃんとフィードバックがあるというところや、希望する方が確かにちょっと感染のリスクについて気にされている場合であれば、少し陽性確率は増えると思います。ただ、ここはあくまでも陽性者できちんと再検査までやって感染しているかまで確認しているかどうか分かりません。PCRの陽性っていうのは、1000人やれば1例ぐらいは擬陽性が出たりし得るので、これはもしかしたら、全部擬陽性で実は感染者がなしという可能性もありますので、ここはきちんと確認されたかどうかっていうのを私としては知っておきたいなと思います。

 

(玉川さん) 擬陽性の話ですけれども、倉持先生の所も1万人以上やっても一人も出なかったということなので、ちゃんとしたPCR検査であれば10万人に数人っていうレベルまで持って行かれるんですね。だから、これはPCRの限度という問題もあるんですけど、僕は、擬陽性は心配しなくていいと思っています。やっぱり陽性者3人出ている。あの6000人、2月だったかな?広島市でやったんですけど、それは4人出たんですね。この3人でも4人でも、やっぱり少しでも陽性者を見つけて、ここから広がらないようにすると。だから無症状の陽性者をなるべく見つけて、それから広がらないようにするっていうのは広島県の方針なので、そのための準備を整えて、さっき言ったように、増えてくる段階になったら、もっと規模を拡大できる準備はもう出来ているんですね。ここが僕は非常に重要だと思っています。

 

(羽鳥アナ) どうです、高木さん。

 

(高木さん) これこそ「ココア」がもっと普及して、それと連動して行けばすごくいいと思うんですよね。

 

(羽鳥アナ) そして、岐阜です。

岐阜は昨日18人確認ですけれども、岐阜は変異ウイルス対策です。こちらを強化しています。

陽性検体の7割超を変異ウイルス検査。国は5~10%。今40%ぐらいまで上げようということですけれども、それより上、70%超えて行きましょうということです。

古田知事ですけれども、

「検査の比率や頻度を上げて徹底的に進めていきたいと言っています。

 

岐阜県の担当者は、7割という目標について、

「陽性検体のすべての回収は難しく、ウイルス量によって判断できないこともある。国の方針の40%を超えるということですけれども、7割超レベルは維持していきたいということです。

森内さん、いかがでしょう。この岐阜の変異ウイルスに対する取り組みですけれども。

 

(森内先生) 変異ウイルスを出来るだけ多く調べていくことは非常に重要だと思っています。ただあの、何割るとか何十パーセントという数字がなんか独り歩きしている気がしますけれど、例えば、陽性者の数、件数を見るべきであって、例えば、陽性の数がたった10検体ぐらいだったら、それ100%全部調べることは可能ですけれど、陽性者が1000検体ぐらいあった時には、これは10検体、つまり同じ10検体は、それは0.1%ぐらいということになっちゃうわけですから、実数がどのくらいまで下げられているかによって変異株を調べる割っていうのが上がっていきますので、単純に割合の話だけではなくて、上限何検体まで調べられるかっていうところをまず挙げていく。それで少しでも多くの検体を調べて行くということに繋げていくということだと思います。

 

(羽鳥アナ) ただ、変異ウイルスが広がっているであろうから、こういうことは必要だっていう事だと思います。

 

(岡田先生) あの、是が非でも必要で、特に急速に数が上がってきている都道府県は、都道府県の知事の皆さん、ぜひやっていただきたいんですね。宮城がですね、仙台が急に上がりましたね。あーいう所で、急に上がった現象が変異ウイルスに起因するものであれば、そこは積極的に封じ込めをしなければいけないわけで、ですから、急に上がった所は、都道府県知事だけではなくて、国も積極的に検査の資材を入れて、そこで変異を調べて行くと。ですから、今回宮城は非常に心配なんですね。やはり兼ね合いとしてどの株なのかと。アストラゼネカの事がありましたので、南アフリカとか、そういうものが増えてきたら困るなというふうには思っております。あとは大阪も小・中学校で英国型の変異があると。そうすると、たとえ重症にならなくてもウイルスが伝播するのは地域流行の起点になる可能性がある。ですから、変異に関しては、その動向を調べながら政策に繋げるということが大事かと思います。

 

(羽鳥アナ) これ高木さん、感染力が高くなると言われています変異ウイルスですから、まずそこを調べていくと、対策も変わってくるんだろうなというふうには思いますね。

 

(高木さん) そうですね。対策を私たち生活者っていうのは、国とか自治体とかが出来るのを待っている状態っていうのが私はすごくもどかしくてですね、例えば、感染者の何パーセントが今変異型ですっていうのが後からきますよね。そうじゃなくて、常時私たちの心構えとして、出てきている感染者数プラスアルファどれくらいの割り増し感で、変異型がいるから感染しやすいんだって、心構えとして持っていたらいいのかな?例えば、170人って出たら、実は300人ぐらいの覚悟でいなきゃいけないとかね。なんかそういうことを分かり易く教えていただいた方が行動変容っていうものを求めるのであれば必要だと思います。

 

(羽鳥アナ) こういったところを、今 岐阜を取りあげましたけど、全国的に進んできて変異ウイルスが実は確認されているこの人数の何割なんですよって言われると、あっ、今までと違うんだなっていう意識が出て来るっていうことはあると思いますね。

 

(岡田先生) そうですね。やはり感染力が強いっていうことは、今までと同じことをやっていたら広がるということにもなりますから、「変異ウイルスが上がって来たんだったら、もう少し気を引き締めよう」とか、そういうような気構えって言うんですかね、このウイルスって人間の弱さみたいなところを巧妙にすり抜けて広がってくるので、そういうことが大事なのかなというふうに思います。

 

(羽鳥アナ) どうでしょう、玉川さん。

 

(玉川さん) そうですね。僕は、感染を抑えるっていう意味で言うと、変異型がどれくらいあるかっていうふうなことを調べるのは必要条件だと思うんですね。十分条件ではない。じゃあこれくらい広がっていると判ったら、じゃあどうするんですか?何をもって抑えるんですか?っていうふうな話がなかなか出てこなくて、「どれくらいの割合になっているのか一生懸命調べます」って話ばかり出てくるんですよね。それは、足りないと。その先はどうするんだっていう話をぜひ聞きたい。

 

(羽鳥アナ) はい。では、一回CMに行きまして、皆さんからのご質問に行きたいと思います。

 

 

皆さんからご質問、ご意見を頂きました。

 

まず最初。これはご意見ですかね。

 

山梨県の「グリーン・ゾーン認証店」大変いいと思います。With コロナを掲げるなら安全・安心な場所を提供することが必要であると思います。安心・安全な場所を提供するための費用を補助し、認証店ならば時短営業の対象から除外してもいいんじゃないでしょうか。

 

(羽鳥アナ) ちゃんと対策をしているところは営業させる。そうじゃない所はっていう分け方はどうなんでしょうか。一律の時間っていうのは?というご意見ですね。

 

Q ワクチン・ワクチンと話題になっていますが、治療薬も大切だと思います。現像どうなっているんでしょうか。

 

(岡田先生) はい。変異株がもし増えてくると感染者数が増えてくると。そうすると、急に医療圧迫が問題になるわけですね。ですから、ワクチンだけでは解決策にはなりませんので、やはり治療薬っていう事が大事になると思うんですね。で、今特効薬が出来てきましたね。トランプさんが使っていた抗モノクロムナノ抗体の問題ですけど、これ非常に高額ですけれども、大量生産すればコストがグッと下がるわけです。そういうのを国内生産するとか、そういうことをカードとして政策としてやって頂きたいと思います。

 

(羽鳥アナ) 進んではいるっていう事ですか。

 

(岡田先生) 「徐々に」ですけれども、まだ今私たちが使えるわけではないので、それを加速して頂きたい。そこに予算を補助していただきたい。そういうふうに思います。

 

Q. 以前、コロナはインフルエンザと似たように寒くて乾燥した時に広がりやすいという認識でしたけど、春本番になってもこれだけ広まるのは、そもそもこういうものなのか、もう季節で考えるレベルじゃないところまで感染が広まっているということなのか、どうなんでしょうか?

 

(森内先生) ウイルス自体の性質は、他のかぜのウイルスと同じで、12月、1月、2月にやはり感染のピークが来ると思います。ただ、それは元々集団免疫によって子供以外にはあまり感染しないようになったその時点での話であって、このウイルスはまだほとんどすべての年齢層で感受性を持っているので、こういうウイルスそのものの性質以上に、社会の中でのいろんな影響がこの感染の拡大っていうことに及ぼしていくと思います。ですので、やっぱり、今回に関しては、使いたくないですけど、気の緩みだったり、移動の時期だったり、その他もろもろのことが影響してきている要因が大きいだろうと思います。ウイルスにとっては、けして有利な条件ではないと思います。

 

(羽鳥アナ) なるほどね。やはり暖かくなってくるっていうのはウイルスにとっては好条件ではなくなってきてはいるという事なんだと思います。ただ、感染対策はしっかり続けていきたいと思います、私たちも。

岡田先生、ありがとうございました。

 

(岡田先生) ありがとうございました。

 

(羽鳥アナ) 森内先生、ありがとうございました。

 

(森内先生) ありがとうございました。