羽鳥慎一モーニングショー 2021年1月15日(金)放送より抜粋

 

 出 演 者


  松崎章二先生    岡田晴恵先生     羽鳥慎一    斎藤ちはる        吉永みち子

    長嶋一茂      玉川徹

 

 

新型コロナウイルスの感染者、東京は、昨日、木曜としては過去2番目に多い、1502人の感染が確認されました。専門家は、“爆発的な感染拡大”を疑わせる水準だと非常に強い危機感を示しています。

小池都知事

 感染状況 医療提供体制は、接触歴など不明者の増加比が爆発的な

 感染拡大を疑わせる水準である状態にあること。

 都民の皆様には昼夜を問いません。

 不要不急の外出を自粛してください。

 

緊急事態宣言が、11都府県に拡大した昨日、非常事態は広島でも…

西村大臣

 広島市の患者さん、感染者の方も市外の病院にも入ってもらって

 いるという状況の中で、広島市に対して(緊急事態宣言)に準じた

 措置をとることで、最終調整をしたい。

 

午後8時以降の外出自粛だけでなく、日中の外出自粛も呼びかける中、お昼時の街の様子は…

新橋の駅前、リモートワークが増えたのか、人はまばらです。

(街の声)

「昼の外食も自粛と言われると困りますよね。長居するわけじゃないので、それも出来ないと言われ着とちょっと困るかな。日中も外出自粛、自炊できる人とか余力のある人なら構わないかもしれないですけど、中にはできない人もいますし、もう商売止めなさいよって政府が遠回しに言っているようなものなのかな、って私には聞こえますよ。」

 

そんな中、ある取り組みが。

栃木県から上京し、都内で一人暮らしをしている大学2年生の吉田さん。

“ わせくまデリ ”というのをやっていて、その配達です。」とインタビューに答える。

早稲田大学に隣接する商店会で行っている、地域限定のデリバリーサービス“わせくまデリ”配達エリアは、隅田/戸塚町/山吹町/早稲田町など、早稲田大学周辺の飲食店16店舗が参加し、配達員はすべて早稲田大学員の学生だ。

他のバイトをしていたんですけど、やっぱりコロナの間でバイトが見つかりにくいという状況になってきたので“わせくまデリ”が見つかって助かりました。1回配達するごとに、配達料として300円がもらえるので…

 

デリバリーに力を入れたい飲食店とアルバイトが出来ない大学生が、共に助け合っている。

利用者の声

「地元の学生さんを応援する意味で、いい取り組みだと思います」

配達員

「温かいお茶をお客様からいただいてきました。」「お客さんも優しい方が多いので、お客さんと話したりだとか、一人暮らしで心細いのでありがたいです。

客からの注文はLINEで受け付け、商店会が各店舗に発注。緊急事態宣言中は、学生がもらう配達料の300円は、客からではなく、新宿区の補助金を活用して、商店会から支払われる。

 

お店の方

「お弁当のオーダーが“わせくまデリ”さんをやっていないとゼロの日とかもあるので、非常に助かっています。

 昨日は2時間ほどで9件配達した吉田さん。2700円の稼ぎに。配達終了後、学生にはさらに嬉しい事が。学生は参加店で、まかないが食べられるのだ。

「配達の後に、食事券をもらって、すごく有難いです。」

 

 

 

 

 

 今週金曜の

 “感染拡大”で、

 緊張が高まる大阪。

 

二度目の緊急事態宣言で緊張が高まる大阪。

吉村知事

 「緊急事態洗顔に基づく時短要請

 最小限で食い止めるためにも

 厳しいお願いなんですが

 ご協力のほどよろしくお願いします。」

 

大阪市内のクリニックでは、

小島クリニック(大阪・中央区)休診日を利用して、発熱外来を開設。

 

やってきたのは、19歳の女性。

「成人式の時になんかだるいなと思いながら行って、そこには出席しないで、なんか普通にみんなで集まるみたいな」

この日PCR検査を受けましたが、結果はまだ出ていません。

「検査の結果が分かるのが金曜日ぐらいになるんやけど、それまでの間はどこに居てんの?」

「家に帰れなくて、コロナかもしれないから、ネットカフェで」

 

続く、20代女性は、陽性となった友人の濃厚接触者。

「(陽性の友人と)結構会っていて先週家に泊ったし、(陽性の友人が)土曜日に熱が出た時だったんですけど、日曜日にお見舞いに行ったので…」

 

 院長先生の話 

「結構、また若い人が多いんですね。陽性になる人は。

 若い人の無茶な行動が結構目立ちますね。」

昨日は、一般診療が終わった後に発熱外来を受け付け、60代男性は、結果がその場ですぐわかる抗原検査を受けました。

「これをこうしてかぶってください、申し訳ないけど」

体全体がすっぽり入るビニール製の袋をかぶって、

「ここに小さな穴を開けてあるので、ここから検体を取らせていただきます。マスクをちょっとだけずらして鼻だけ出してくれますか。」

検体の採取が終わって、

「はい、そしたらマスクをしてください。くしゃみ出ない?大丈夫ですか?」

「大丈夫です」

「OK。はい、じゃあ取ります。」

数分後、

「ごめんなさい。やっぱりコロナ?陽性です。」

マンションで一人暮らしをする男性。院長が…すると、陽性が出た検査キットを眺めていると、男性は携帯電話で写真撮影。

昨日は2人(発熱あり)の検査をして、2人とも陽性。

1月に入り、このクリニックでは陽性率が急激に高まっていると言います。

12月が陽性率5%ぐらい、PCRと抗原検査を両方合わせて。1月に入って20%ぐらい。陽性率が急に上がってきますからね。第一波の時に比べると、特に若い人の緊張感はないですね。自分は大丈夫でも自分のお父さんやおじいちゃん、おばあちゃんを殺すことになるんやぞということを自覚してもらうしかないですよね。」 

 

(羽鳥アナ) 東京の感染状況について、専門家が「爆発的な感染を疑わせる水準」としています。

こうした中で、救急搬送の受け入れ先が見つからない人、また入院できずに自宅で亡くなってしまう人が相次いでいます。

そして、緊急事態の宣言の解除を急ぎと、4月に 再び 緊急事態宣言が必要になるというシミュレーションについてもみていきたいと思います。

 

ここからは2人の方にお話を伺います。

医学博士で白鴎大学教授 岡田晴恵さんです。よろしくお願いします。

(岡田先生) よろしくお願いいたします。

そして、救急医療機関 稲城市立病院でコロナ患者の対応をしていらっしゃいます松崎章二医院長です。松崎先生、よろしくお願いします。

(松崎先生) よろしくお願いします。

 

(羽鳥アナ) 全国の感染状況です。

全国の感染者が6604人です。宮城県、千葉県、和歌山県で過去最多を更新しています。

重症者数です。全国の重症者数が920人です。11日連続して過去最多を更新しているという状況です。

亡くなった方は66人ということです。

 

岡田さん、ここ最近地方で増えている感じが目立ってきているようですが…

 

(岡田先生) はい。そうですね。まず大都市で増えて、それから近隣に染み出てきて、それから飛び火して行くという典型例だと思うんですね。国の資料によると、まず大都市をグッと抑えて、それで全国を抑えて行こうってことだったと思うんですけど、ここまで来ると、大都市も抑えきれないし、もう全国的に厳しくしないと無理だというようなところが出てきている。ただ、もう一つ問題なのは、今の数字って10日前ですよね。こうやって数字に出てきた時には、もうちょっと遅いと。ですから、先手先手でやるには、もう全国的に厳しくやっていく時にあるなって、私には見えます。

 

(羽鳥アナ) さあ、そして東京の状況です。

昨日の新規感染者が1502人です。

重症者は、おとといよりも6人減りましたが135人という人数です。

亡くなった方。おとといから10人減ったんですけど、それも3人です。

 

そして、昨日から緊急事態宣言の対象になりました大阪です。

大阪の感染者数が今月に入って急激に増えています。

大阪の昨日の感染者、おとといから56人増えまして592人です。

重症者は175人。これも最多の人数となっています。

亡くなった方が11人なんですけれども、これまでの合計(累計死者数)が714人。この大阪は東京を抜いて亡くなった方の人数が全国最多ということになりました。

 

岡田さん、亡くなった方だけ見ると、東京より大阪の方が多くなってしまった…

 

(岡田先生) 大阪のご担当の先生とディスカッションしたんですけども、大阪はとにかく、三世代とか四世代とか、同居が多い。若い人から高齢者にうつる。そういう所が多いんだと。それであのー外来で診た時に、すでに重症だったりだとか、重症化しやすかったりとか、そういうことがあると。それにプラスして、高齢者のクラスターが起きていると。この場合、全国的にもそうなんですけど、高齢者のクラスターが起きた時に、その高齢者を受け入れる病院がなかなかない。ここが問題だということを言われています。

 

(羽鳥ア) 確かに若い方っていうのは、重症になる可能性は低いと言われていますが、やはり無症状というところから、高齢者に広げるんだよってことは、もう一度もって欲しいと。

 

(岡田先生) そうですね。そういうところが必要ですね。

 

(羽鳥アナ) さあ、そして東京の状況なんですけれども、

東京は入院調整が難航していまして、

専門家は、もう「受け入れの限界は超えたという話をしています。

 

東京

入院患者数

重症患者数

3133人

――――――――――

4000床

病床使用率

78.3%

135人

―――――――――

250床

病床使用率

54.0%

 

今確保できているベッドが4000床ですが、3133人、病床使用率は78.3%です。重症患者の数ですが、重症者用のベッドは、4000床のうちの250床なんですけれども、そのうち135人が重症用ベッドを使っていて、病床使用率は54%です。

 

現在の増加比のままだと

1週間後の入院患者数

約4600人

2週間後の入院患者数

約7000人

今の増加比、先週に比べてどれくらい増えたかっていう比ですけれども、165%なんですね。

この増加比がこのまま続いたと仮定すると、今入院患者は3133人ですが、1週間後の東京の入院患者数は約4600人になるのではないか。そして、2週間後の入院患者数は約7000人になるんじゃないか、という想定がされています。

そうすると、今の病床数4000床だと大きく足りないという状況になってきます。

国立国際医療研究センター・国際感染症センター長

      大曲貴夫先生です。

 東京の感染状況について 

 爆発的な感染拡大を疑わせる水準で推移している。

 入院治療と宿泊療養の受け入れの限界を超え、

 通常の医療もひっ迫し、極めて深刻な感染状況です。

 新規感染者の増加を徹底的に制御しなければならない。

 

 

おととい時点の141人

これは東京都の指標です。

国の指標・目安は523人です

 

東京都の場合は、

ICUに入っているだけでは

重症者にならないのですが、

国はICUに入っているだけでも

カウントするので、

そうすると523人になる

というのが東京の現状です。

 

宿泊療養

908人 

自宅療養

8837人 

入院・療養等調整中

6575人 

この入院・療養等

調整中は、1週間前から

1800人増えて

この数字になっています。

 

なぜ、入院・療養等調整中の人数が増えているのか?

東京都医師会 猪口正孝副会長

「調整中」増加の理由

 保健所から入院調整本部への調整依頼件数は

 今月6日以降は連日、一日400件を超え

 翌日以降の調整に繰り越し

 待機を余儀なくされる例が多生じているのが現状

 

岡田さん、これ、入院の調整というのが非常に難しくなってきて、さらに受け入れの限界を超えましたよという専門家の認識ですけれども…

(岡田先生)

 あの、現実にはですね、中等症以上の方と酸素が必要だという方が、入院がなかなか出来ていない状況ですね。救急車が搬送先を見つけられない。こういう状況が出来ているわけですね。で、一般病棟をコロナに回すと、一般病棟も患者さんがたくさん居ますから、一般病棟が減れば、今度はそこの患者さんの行き場がなくなってしまうという状況になってしまいます。これ、大事な事なんですけど、酸素が必要だってことは、ガス交換が肺で出来ていないということです。前にも申し上げましたけど、ガス交換が出来ていないと、二酸化炭素が肺の中に溜まり、そうすると肺が酸性化していくんです。酸性に傾くんです。で、私たち、ウイルスを増やすときに、インフルエンザウイルスやコロナウイルスをベル細胞の上で増やすとですね、酸性側に傾いて爆発的に増えるんですね。ですから、酸性側に傾けないようにするために、少なくとも酸素吸入だけは、外来でもどこでもやれるようにしないと重症の患者さんがすごく増えてく形になるんですね。それを外来で確保できるように。もしくは医療機関で確保できるように、早急に考えないといけない、ということですね。

 

(羽鳥アナ) 療養施設に入ることが出来ないってことですからね。

 

(岡田先生) そういう事ですね。

 

(羽鳥アナ) これは松崎先生。こういった数字、現場ではどう考えていらっしゃいますか。

(松崎先生)

えー、非常に深刻な問題と考えております。ただですね、入院・治療が必要かと考えますと、当院も満床ですので、なかなか受け入れられない、というのが実情であります。また、当院、人工呼吸器等できないんですが、呼吸状態が急に悪化するという状況もありますので、医療機関としてもなかなか厳しい状況。特に受け入れを必要とする当院に関しましても、かなり切迫した事態かと考えております。

 

(羽鳥アナ) 受け入れたくても、受け入れられない事情が病院にもあるということですね。

 

(松崎先生) はい。そのように考えています。

 

(羽鳥アナ) さあ、そういった状況で、病床を確保するために、新たな方針が出ました。斎藤さんお願いします。

 

(斎藤さん) 

こちらは、今朝の読売新聞です。

コロナ病床増加へ 「勧告」

民間病院念頭、拒否なら公表 とあります。

 

 政府は、新型コロナウイルスの患者用の病床を確保するため、感染症法を改正し、行政が病院などに患者の受け入れを勧告できるようにする方針を固めました。

患者の受け入れ勧告に応じなかった場合は医療機関名などを公表できるようにし、実効性を持たせる方針です。

 

 

厚生労働省の調査では、去年11月現在、全国の急性期病院のうち、コロナ患者受け入れが可能なのは、効率で7割を超えたのに対し、民間では2割にとどまります。

民間は、中小規模が多く、人工呼吸器などを備えていない所もあるためですが、政府は、余裕のある所には確保に応じてもらいたい考えだと伝えています。

 

 

(羽鳥アナ) これは、松崎先生。今先生のお話にもありました、入院させたくても入院できない病院もある。また、この記事にあったように、余裕がある所でも、民間機関ですから、倒産ということも避けなければいけない。「勧告」に応じなかった医療機関の名前の公表についてはどうですか?

 

(松崎先生) それに関しましては、私は反対と考えられます。コロナ受け入れに関しましては、ゾーニングという考え方が大切かと思います。民間医療については病床が密な状況でありますので、なかなか受け入れが厳しい施設が多々あるかと。そういうふうに考えますので、医療施設に合わせた技量も考えて判断すべきではないかと。断ったから公表というのは、ちょっと逆に疲弊と言いますか、風評被害を起こすことではないかというふうに考えます。

 

(羽鳥アナ) なるほど…。岡田さんは、どう考えますか?

 

(岡田先生) あの、やっぱりあの2つあると思うんですね。コロナの患者さんも大変なんですけど、一般の患者さん、いろんな病気の患者さんのベッドも、それから医療も確保しなければいけない。先生が“ゾーニング“と。いわゆる区分けですよね。感染の人の場所と非感染の人の場所の区分けですね。これが一般の普通の病院で、にわかに出来るだろうか。ですから、夏ぐらいからやってこなきゃいけなかった話だったし、冬に急にこう改正されたとしても、人員も足らないんじゃないかというように思っております。

 

(羽鳥アナ) これ、松崎先生、ベッドの数はもちろんですが、ベッドがあっても人が足りないんだと言われている。それは現状として感じていらっしゃることですよね。

 

(松崎先生) はい、おっしゃる通りです。やはり、スタッフの技量もありますので、単にベッドを増やしただけでいいのかって言うと、スタッフが感染した場合、院内感染になりますので、そうなりましたら施設の医療機能を停止せざるを得ないという状況ですので、やはりスタッフのトレーニングが大事かと。1週間、2週間で出来るものではありませんので、それなりのトレーニングの期間が必要かとそのように考えます。

 

(羽鳥アナ) はい。吉永さん、こういう現状なんですね。限界も超えているという専門家の指摘。

 

(吉永さん) はい、そうですね。このやり方っていうのは、いつもぎりぎりになって、パンクしそうになってから要請して、応じなければ公表するとか。国民で言えば、罰則を与えるとか、そういう形になるんですけれども、これはやはり急に言われても出来ることではないだろうなというふうに思います。これから先、すでに6500人以上が入院もできずに、療養先も決まらない状況の中で、じゃあ7000床必要だって言っても、7000床確保できるか、あては全くないとしか考えるしかないんですよね。そうなった時に、じゃあ次の手として「私たちはどうすればいいんですか?」っていう、一歩先の事を支持して頂かないと困るんですけれども、結局「今は軽症を重症化させないために、何が出来ているんですか?」と。

自宅に居なければいけない人たち。調整中の人たちって「ただ、なにもされないんですか?」っていうことですよね。その時に、例えばインフルエンザだったら、タミフルがもらえるとか、いろいろありまdすよね。自宅に居ながら出来る治療というものが模索されているのか、それが出来るのか、今すぐにでも作る努力がされているのか。そうしないと、ただ放置されているだけになってしまっているような気がするんです。おそらくベッドが足りればっていう「たら」とか「れば」って言っていることを期待しても、もう無理だなって気がしますんで、この状況の中で出来ることを示していただきたいなと思いますね。

 

(羽鳥アナ) こういう状況ですと、松崎さん、例えば自宅療養にならざるを得なかったとすると、出来ることって何なんですか?出ないでじっとしているしかないんですか?急変するってケースもどんどん出てきていますけど…

 

(松崎さん) やはり3密を避けるような、そういう自覚を持つことが大切かなと思っています。特に若い人たちが日中飲食等で3密を作るような機会があるかと思いますので、それを避けることによって、まず感染者の数を減らすということが大事だと思います。あと自宅療養に関しましては、現在家庭内感染が結構多くなっていますので、大変なことかと思います。ただ、自宅療養におきましては、急変するという心配もあります。そういう方につきましては、保健所の方から酸素モニター等の支給をされると聞いておりますので、それでチェックして頂くしかないかなと思います。さきほど、感染予防、あるいは感染対策の飲み薬はどうかと伺いましたが、まだそれを実現できていない状況でありますので、唯一の救いといいますのは、2月、3月ぐらいのワクチンですかね。そういうので高齢者、医療従事者、重症化しやすい方。またこれに関しましてはワクチンである程度の予防を行うということしかないかと思います。

 

(羽鳥アナ) アビガンが承認されていない現状もあり、今はワクチンしかないと…

 

(岡田先生) あの、私はここでね、データが足らないということを二重盲検、疑惑が…あの、飲ませられなかったのでデータが足りないという事なんですけれども、私はここで『アビガン』ならば、自宅から治療が開始できますので、“高齢者とか、ハイリスクの方には、アビガン治療を自宅から”っていうことを再度、厚生労働省にはお考えいただけないだろうかと。そこは非常に残念と言いますか、とにかく入院と重症者を減らすということは、早期に飲ませて、早期治療開始なわけですよね。『レムデシビル』は点滴でしか治療が出来ませんので、そこをもう一度議論して頂きたかったというふうには思っております。

 

(羽鳥アナ) 治験数が少ないということで、承認には至っていないということです。一茂さん、これ以上増えれば、調整中という人数が、どんどん増えてくるんだと思います。

 

(一茂さん) 専門家の方から、もう限界を超えたという言葉を、僕は今日初めて聞きました。これまでは医療現場のひっ迫・切迫を避けるために皆さん気をつけましょうということで、マスクなども含めて注意喚起していたと思うんですけれども、これは一部崩壊という認識があってもいいのかなって思いますね。今までシンプルに考えると、医療従事者の人員が少ないということと、ベッド数がない。この2つをなんとか緩和するためにということで、たぶん国民を含めて、僕は、すべての事が動いているんじゃないかと勝手に思っているんですけれども、どうももう目的、目標とするところが逆に崩壊して行っちゃっているのかなと考えるんですね。本当に考え方として、専門家の方とか、こういうことをいまいちゃんと聞かないといけないっていうふうに、僕は気を引き締めなきゃいけないと思いますね。

 

(羽鳥アナ) はい。やはりこの感染者数を減らすという事なんだと思います。玉川さん。

 

(玉川さん) そうですね。感染者数を減らすっていうことも本当に必要なんですけど、さっき岡田先生がおっしゃったような、今、自宅療養、それから入院待機中の方って、ものすごい数に上っているわけですね。

 

(羽鳥アナ) これ合わせたら15000ですよ。

 

(玉川さん) 入院している人が3000で、それに対して、入院を待っている人が倍いるんですよね。じゃあ、入院をしている人と入院を待っている人、何の違いだ?って言ったら、あの、患者さんとしては一緒の患者さんなんです。

 

(羽鳥アナ) 感染したタイミングの違いですね。

 

(玉川さん) そう。と言うよりも、病院に入れているか、入れていないかだけの違いなんです。若いとか体力があるとか、そういう事ではなくて。本来、入院するべき人が6575人、現実にいらっしゃるんです。この方々は、何の治療も受けられないわけですよ。これはですね、やっぱり僕は不公平だと思うんですね。入院されている方は、先ほど岡田先生から『アビガン』の話がありましたけど、アビガンを処方されているんですよ。その方々は。たぶん今の状況だと、ほぼ入院されている方で、高齢者だとかだったら、アビガンを使っているようです。ということは、病院に入れた人はアビガンが使えるけど、病院にむしろ入れない、病院に入るのを待っている人に関しては、アビガンが使えない。この差は、いったいなんだろう?と。自分がその立場に立ってみたら、納得が出来ないと思いますよ。確かにアビガンは特効薬ではないです。特効薬ではないけれど、今までの治験の結果として、その感染している症状の時間を短くしたりってことは、だいたい明らかになってきているわけですよね。そうすると、その治らないかもしれないけど、何らかの選択肢があるだけで、やっぱり安心する部分は安心するんです。例えば、インフルエンザに関しての治療薬、タミフルにしても何にしても、治るわけではないんですね。あの、高熱が出ている時間を1日ぐらい短くするっていうだけでも、みんなこれを処方されて飲むんですよ、日本人は。海外だとインフルエンザに罹っても、薬なんかほぼでないみたいですけど、日本はそうやって全部出るわけじゃないですか。タミフルにしても何にしても…。で、治すためじゃないんですよ。短くするために出すんですよ、あれは。症状を。だから僕は、なんでそれを未だに緊急承認が出来ないのか。それから、イベルメクチン、昨日あの、ノーベル賞受賞の本庶先生からお話が出ましたけど、イベルメクチンは副作用がほとんどないですよね、重篤なものは。なので、緊急で、それ使っていいんじゃないかと。ハイリスクの方には。効かないのは効かないでしょうがないけど、副作用がそんなにないような物であれば、使っていいんじゃないかと。

 

(羽鳥アナ) そうですね。アビガンは、催奇形性っていう問題もありますから、妊婦さんには対象がいろいろ出てきますけれども、やっぱりこれから自宅療養っていう人が増えてくるであろうと言われていることを考えると、また違った方法も考えなきゃいけないんじゃないかということですね。

 

コロナ感染  自宅療養中に死亡も  先月急増  

自宅療養中に亡くなる方が増えています。全国の警察が扱った遺体の中で、コロナに感染していた人。医療機関以外で亡くなった人は、警察が検視をするので、やっぱり警察が扱うということになります。

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2人

21

10

10

56

2020年3月~12月までの間で、警察が扱った遺体の中で、コロナに感染していた人は122人。そのうち12月だけで56人です。急激に増えている。どこで亡くなったのか。

 

先月56人が死亡した場所

自宅・療養先の

ホテルなど

外出先の

路上など

50人

6人

 

 

 

やはり自宅療養・ホテル療養などで

亡くなっている方が増えています。

 

 

3月~12月までに亡くなった方の年代。

 

警察が扱った122人の年代です。

60代、70代、80代の高齢者

が多いですが、

30代 2人います。

40代 12人います。

けして高齢者だけの話だけでは

ないということです。

具体的なケース

東京  自宅療養中の死亡 相次ぐ 

 

50代女性のケース

一人暮らしです。高血圧の持病があるが、自宅で療養。

1月5日 発熱・のどの痛みがあって医療機関を受診。

1月6日  感染が確認 された。

       この時点では軽症と保健所に判断され、自宅療養になった。

1月7日 家族が訪れ倒れているのを発見

       救急搬送されましたが、 死 亡 ということです。

 

80代男性のケース

家族と同居。糖尿病の持病がある。

12月31日 発熱・せきの症状があった。

1月3日 症状が一旦治まった。

1月7日 再び発熱・せきがあったので受診。

        感染が確認 され、軽症+家族と同居ということで、自宅療養になった。

1月8日 呼吸苦発熱    入院先見つからず  

1月11日 症状悪化 救急搬送 死 亡  ということです。

 

 東京都 の 入院基準 

・70歳以上の高齢者

・基礎疾患がある人

        

  原 則 入 院 

 

お二人とも基礎疾患がありました。そして80代の男性に関しては、70歳以上ですので、この2つの条件を満たしている。ただ、入院は出来なかった。なんで入院させられなかったのか。

 

 死亡した80代男性について 

 ベッドの調整がつかなかったことと

 症状が治まっていたので入院はさせない判断をした

 適切に入院ができていれば

 こういう事態を招かなかった可能性がある

と、東京都の担当者は話しています。

 

松崎先生、自宅療養中に亡くなる方が増えています。この具体的なケース、ほんと急変かなというふうに思うんですけれども、どうお感じになりますか。

聴こえていない。じゃあ、岡田先生、どう思いますか。

 

(岡田先生) ですから当然、入院しなければいけない方ですね。で現実にはそうではない。ただこれ、東京だけじゃなくて、この番組でもおなじみの倉持先生のクリニックでも、外来にいらした時にっ酸素濃度を測りました。測ると飽和濃度は65しかないと。CTを撮ると典型的なコロナ肺炎なんです。すぐに救急搬送しなきゃいけない。とは言ってもすぐには入院先が見つからなくて、4時間待たされたということがあったわけです。幸いこの方は大丈夫だったんですけど、先生がおっしゃるには、「もうクリニックの外来で、患者さんが急に亡くなっちゃうことがあってもおかしくないくらいの緊迫感がある」と。

ですから、この方の場合も、入院先が見つかればよかった、っていう事例じゃないかというふうに思います。

 

(羽鳥アナ) べつに保健所が軽く見ていたわけではなく、先ほど紹介した数字ですよね。入院・療養等調整中の人の数。

軽症だった。家族もいる。「じゃあ自宅療養でお願いできませんでしょうか。大変難しいのですが…」という判断。

 

(岡田先生) そうですね。そもそもベッドが無いと。それから、コロナ感染は)急変するような病気だっていうことですよね。

 

(羽鳥アナ) 吉永さん、こういうケース、どう考えますか。急変ということが言われてますけど、これをみると、ほんとにもう前の日に確認。次の日に亡くなる。

 

(吉永さん) 50代の女性の3日ですよね。本当に3日でここまで急変するのかって。もしかしたら、その前に何かがあって早めに分かる可能性はあったのかもしれないけれど、ただそれもやはり、検査がなかなか出来なかったり、とかいろんな事情があったんじゃないかなって察することが出来ますし、80代の方は、結局家族が居るからと言うこの1点で、なんとかして待ってもらおうってことは、もっと切迫した人が居たってことですよね。

 

(羽鳥アナ) そうですね。軽症だっていうこともあって、おそらく他にも待っている人が居るからってことなんでしょう。

 

(吉永さん) でも原則は外していますよね。80代で持病ということですから。 つまり原則を外しているケースが、いったいどれくらいあるのかと。原則が守れないケースが多くなってくると、もう原則なんて言っている場合じゃなくなってしまいますよね。それでもし80代の人が、じゃあ家族がね、これからね、家族が居ても高齢で持病があっても入れない。今度は、家族が居なくても入れないってことになってしまうんですね。そうすると、亡くなっている事すらわからなくなってしまうと。そういう状況も起きてくると、覚悟しなければいけないんでしょうかね。

 

(羽鳥アナ) 松崎先生、こういう状況ですけれども、どうお感じになりますか。

 

(松崎先生) えーと、あのー、東京都の入院の調整の方からの物資並びに、当院は南多摩保健所なんですけど、現場では調整するだけでも手いっぱい。当日はもう無理。で、基本ではない、昨日の分まで調整するとか、切羽詰まっている状況で、調整しなきゃいけない状況が続いております。この方は、不幸にして、こういう御変わりな結果になったんですけど、今後こういうことは十分起こりうると思います。あと在宅医療ですね。だいぶ在宅は進んでいますので、在宅の先生方の関与等もあると、自宅で療養されている患者さんのほうも安心な所があるのかなと思います。

 

(羽鳥アナ) 一茂さん、いかがです。

 

(一茂さん) そうですね。やっぱりこの軽症であっても容体が急変するっていう事は去年からずっと情報で、岡田先生も含めてお話しされていたので、軽症とか中等症とか、重症っていうのは区分けすることが果たしていいのかな。しないと、またベッド数の問題だとかあるとは思うんだけど、亡くなった方からすると、軽症でも入れてくれよ、ってこういう声って聞こえてくると思うんですよ。なおかつ50代の方、80代の方、それぞれ基礎疾患があるので、自分たちが基礎疾患の事を十分わかっていますし、去年から情報で、基礎疾患のある高齢者の方は特に気をつけてくださいっていう話ですから、亡くなった方の事を考えると、残された家族の方たちも含めて、早く入院させておきたかったな、っていうのは…ただ、亡くなってからでは遅いって、こういう状況は、じゃあ誰が悪い。医療現場の方たちでもないし、誰が悪いって話にはならないんだけど、なんとかこの辺のところは、もう崩壊なんだと認識するしかないですね。

 

(羽鳥アナ) 玉川さん。

 

(玉川さん) だから崩壊っていうのは、こういうことなんですよね、まさに。それで、恐ろしいのは、今すぐピークを打っているわけではないんですね。感染者数の増加が。まだ増えている途上にあるわけですよ。そうすると、これからこの状況が、仮に今はピークを打っているとしても、それでも十分感染者数、多いわけですよね。あの1500人ですから。たぶん、東京で言うと、1日500人ぐらいでもまだまだ重症ベッドっていうのは、埋まっている状況だと思うんですけど、1500ですからね。これでまだピークを打っていない。これから、どんどん、どんどんさらに増えていくってことなので、もちろん重症者も増えるし、それから十宅で待機しなきゃいけない人たちも増えていくし、全部がすべて状況が、これからまだまだ悪化する途上にあるってことだから、それが本当に恐ろしいです。

 

(羽鳥アナ) さ、そして、東京の大江戸線で集団感染が起きたんですが、その経路について、斎藤さんお願いします。

 

 

読売新聞です。

 歯磨きで触った蛇口 媒介か 

共用洗面所 感染の盲点 とあります。

都営地下鉄 大江戸線では今月4日までに、運転手38人が集団感染しました。

保健所の現地調査によりますと、宿直する運転手が、共用の洗面所で歯磨きをして、唾液が付着した手で洗面所の蛇口に触れたため、蛇口を介して多数に感染拡大した可能性が高い。と言います。

今後、都の交通局は、都営地下鉄各線の運転手に、洗面所の蛇口は紙を覆って触れることや、使用後の手や指の消毒などを指示し、また手を近づけるだけで水が出る『センサー式の蛇口』への変更もする。

と、伝えています。

 

(羽鳥アナ) 言われてみれば、そうかぁってことなんですけど、岡田先生、蛇口のレバーと言うか、回すところもあるし、歯磨きも唾液がそうですし、まあ皆さんよく手を洗っていたと思うんですけど、手を洗って拭いた後、キュッキュッてやると、そうだよな、触るなって。ここが盲点ということなんですかね。

 

(岡田先生) 私は、この集団感染は、蛇口ももちろんあると思うんですけど、やはり飛沫とエアロゾルだと思うんですね。ですから、歯磨きをしたら長時間そこに居ますよね。長時間居て呼吸している。そして、うがいとかを吐く時に飛沫が出る。それで、洗面所は、大抵暖房はございませんので、低温で寒い。窓が開いてなければ、そこで充満する。人々が入れ替わる。ですから換気がすごく大事だったんじゃないかと思います。

 

(羽鳥アナ) 洗面所に窓がある人は換気。

 

(岡田先生) 換気もちゃんとして、両方ともに大事だと思っております。

 

(羽鳥アナ) 自宅だけじゃなくて、お店とか、そういう所も気をつけなければいけない、ということですね。

 

(岡田先生) はい、トイレとか、洗面所とか、そういう所の換気。入れ代わり立ち代わり人が使う、そういう所の換気が大事だってことです。うがい、口をゆすぐ、これを飛沫っていうエアロゾルにつながる、冬は。と、そういうことだと思っております。

 

(羽鳥アナ) 吉永さん、キュッキュッて回すところも気をつけなきゃいけないですよ、っていう…

 

(吉永さん) ちょっとこれは、まさか!っていう事ですよね。手を洗って綺麗になって、蛇口を触ったら、また消毒しなきゃいけないってことになりますよね。ただ、気持ちとしては、「このくらい感染力が強くてこういうこともあり得るんだね」ということは、やはり気持ちの中にとどめておく必要がありますよね。

 

(羽鳥アナ) はい、ここも注意しましょうという所なんだと思います。

そしてこの後、西浦教授のシミュレーション、緊急事態宣言が今出ていますけれども、解除の基準ですね。

もっと厳しい基準が必要だとしています。今の基準で解除するとどうなるのか、というシミュレーションをこの後、ご紹介します。

(一旦コマーシャル…)

 

緊急事態宣言が出ていますけれども、今の政府の基準で解除をしたらどうなるのか?京都大学の西浦教授がシミュレーションしました。

西浦先生は、北海道大学に居た時に、去年、「人の接触を8割減らしましょう!」ということを言った方です。

京都大学 西浦博教授

東京の去年12月の実効再生算数(一人が何人に感染させるかという数字)を使ったシミュレーションです。実効再生算数1.というものを使っています。

 

 前回の対策 

去年4月の緊急事態宣言

今はありませんけど、休業要請がありました。あとは、人との接触を7割、出来たら8割に減らしてくださいという注意喚起がありました。

今回の対策

今回は、休業要請はありません。一つの接触を何割減らすというような具体的な数字も出ていません。

 

では、今回の対前回の対策を比べてみます。

西村大臣は、東京の解除の目安として、1日500人以下の感染者数ということを示しています。

赤が今回の対策。今の対策だと、来月2月24日に500人以下になるというふうに言われています。

去年と同じような厳しい対策を取ると、来月2月25日には100人以下になるだろうという西浦先生のシミュレーション。

それで、ここで基準になりましたので、緊急事態宣言を解除します。

解除するとどうなるか?

今の対策だと、4発14日には、今と同じレベルになっている。1日1000人超えるでしょうということです。

ただ、去年のような厳しい対策を取って、解除の基準を厳しくした場合は、その効果がしばらくは続くでしょうと。厳しい対策、厳しい解除基準にすると、効果が長く続きますよ、というのが西浦先生のシミュレーションということになります。

 

もう少し、長い期間を見て、

東京オリンピック・パラリンピック、そこまでのシミュレーションです。

今回の対策ですと、1回下がります。→緊急事態宣言解除します。→解除しましたら、また増えます。→4月にもう1回緊急事態宣言が必要でしょうということです。山が今回を含めて、1回、2回、そして後半、オリンピックの開会式ぐらいにまた山が来るでしょう、ということです。

去年のような厳しい対策をすると、1回下がります。その効果が長く持続するとお話ししました。だが、上がっては来ますが、西浦先生のような基準だと、今回を含めて山が2回で済むというシミュレーションです。

 

この結果について、西浦教授は、

 厳しい解除基準にして、妥協せずに感染者を減らせば
 合計2回の流行ピークで済む。長期的な見通しで行うべき

と、いうことです。

 

岡田さん、いかがでしょう。

 

(岡田先生) はい、あの、感染症対策に基本というのは、「早く、厳しく、短く」なんですよね。ですから、厳しくやって、市中感染率をグッと抑えないとやはり、こう上がってしまうということだと思うんですね。それから、大事なことは、今は冬なんですよ。ですから感染対策は、春・夏の感染対策だけでは効果は上げられませんから、やはり厳しく、冬の対策は厳しくやらないと、落ちてこないだろうなって気がします。

 

(羽鳥アナ) さあ、西浦先生のこのシミュレーションですが、玉川さんはどうお感じになります?

 

(玉川さん) あの、この通りだと思うんですけど、プラスで言えば、これはあくまでも人と人との接触を減らすっていう中でのシミュレーションなんですね。感染症対策としては、3つあるというふうに言われていまして、1つは免疫をつけるということですね。もう1つは、人と人との接触に機会を減らすこれがまさに、このシミュレーションに出ている部分ですね。で、もう1つは、感染源を減らすっていう方法があって、これはですね、昨日、京都大学の本庶先生が出演されたんですけれども、検査と保護隔離っていう戦略になるんですけど、今日の読売新聞の記事で、広島県が広島市内の4区住民60万人と就業者に対して、全員を対象として、無料のPCR検査を今検討していると。ついに自治体単位で、それも広島という大きな自治体が自治体単位でここに乗り出してくる所が現れたということですよ。これがですね、仮に有効であった場合には、非常に大きな戦力になりますね。いわゆる感染を抑えるという意味では。これを早く実施して頂きたい。実は、田村厚生大臣が、プール方式の検査、これに関して今、厚労省の方で行うべく、最終的な詰めをやっているというふうなインタビューがありましたので、これぜひ、プール検査も導入してですね、広島県の後押しをしていただきたいと思います。

 (新型コロナウイルスのPCR検査で、4人の検体を一度に判定する方法を「プール方式」という)

 

(岡田先生) これだけの人数をやる時には、プール検査をやって、ということが大事なことになります。

 

(羽鳥アナ) 一茂さん、厳しい対策だと長く続くんですよ、ってことです。厳しい対策は、今飲食店の方も含め、いろんな業界で経済的に大変だと思います。厳し対策だとより大変になると思いますが、厳しい対策の期間が短くなる。大変な回数。山が減ってくる。ここは非常に難しいところだと思いますけど。

 

(一茂さん) そうですね。今この西浦先生のシミュレーションの話を聞いた方たちが、厳しく厳しくと言われて、どこまで出来るのかなっていうことが、ひとつありますよね。もうすでにやっている人たちはいるわけですし、厳しくって言われても、「これ以上厳しく出来ないよ」、って言う方たちもいるでしょうし、逆に若い子たちとかは、今までの情報の中で、「自分たちは大丈夫だろう」という部分もあるし、自分たちが高齢者の方たちにうつしてね、そのことが、感染者を少なくした方が高齢者にうつすリスクは少なくするだろうってことだから…だから、このメッセージがどれくらい有効なのかっていうのが、すでに疑問になっちゃっているのが怖いですね。

 

(羽鳥アナ) 今のままだと、西浦先生のシミュレーションだと、4月にもう1回緊急事態宣言ですよ、ということなんですね。ただ今は緊急事態宣言が出ている。人も少しは減ってはいますけれども、去年の4月に比べると…というのは現実にはある。

 

(玉川さん) そうなんだよ。一茂さんね、まさにそこが大事なポイントで、すでに自粛している人は自粛しているし、コロナの怖さを解っている人は、それに対する対策をしているんですよ。でも、そうじゃない人たちが居て、その人たちで感染が広がっている部分っていうのは大きいんですね。だから、自粛してください、自粛してくださいだけでは、どうしても限界がある。だから、まさにそういうことで、次の手として、自粛じゃない別な戦略が必要になるっていう意味で、僕はさっき広島県が今進めようとしている検査のことを言ったんですよ。あん、広島県知事に、去年番組に出て頂きました。その時は、これ提案したんだけど、そんなに乗り気じゃなかったんですけれども、あー、これは舵を切られたんだなと。全国で初めて政令都市で始めるとしたら、素晴らしい事だなと、僕は思っているんですよ。そういう意味も含めて。

 

(羽鳥アナ) ん…。吉永さん、どうです?このシミュレーション、メッセージですけれども。

 

(吉永さん) あん、今の段階をみていて、効果があまり見えていないですよね。あんー、減らないんですよね。感染者数がね。ということはやはり緩いんだろうなと思うんですが、じゃあ何故こういう形になっているのかと言うと、結局厳しい対策を取れば、経済的な傷はさらに深くなるわけですよね。ここをどういうふうにメッセージを出して、短い期間だけどきちんと補償をして、安心してすべてが休業できるような形のものが示せるかどうかだと思うんですね。今後ろ向きな感じがしますね。なんか半分ぐらい止めといて、そのうち何とかなるんじゃないかっていう期待だけだと思うんですね。

やっぱりこれは、もし、そっちの戦略を取るのであれば、きちんとした決断と覚悟が国のリーダーに要ると思うんです。でこうやって自治体の中でポツンポツンといろんな事をやっていく人たちが出てくるのかもしれないけれども、日本全体で考えた時に、結局そこが抑えても、また別な所から入ってきますからね。結局何にもならないんじゃないかなって気がします。今の形って、時短で8時まではやっていいよって言いながら、結局は昼もダメよ、っていうメッセージを出すわけですよ。そうすると結局、しょうがないから休業するしかない人が沢たくさん出てきているわけですよね。大阪なんかでも休業している店がいっぱいありますよね。時短ではなくて。それd、こういう形で補償をケチったりすると、もう何が、誰がどういうふうに守っていけばいいのかわからないような状況になっていくようになって、本当に崩壊してしまうので、やはりこれは国としてのきちんとしたメッセージと覚悟と決断と戦略を示したうえで、それをやることが一番近道なのではないかなって思うんです。このままだと、ダラダラとずーっと痛みが続いて、そのうちその痛みで死んでしまうなって気がしますね。

 

(羽鳥アナ) 松崎先生は、医療現場の最前線ということで、このシミュレーションがどう伝わるのかな、ってことに関しては、どういうお考えですか。

 

(松崎先生) はい。やはり感染者を減らすためには、厳しい措置が必要かというふうに考えています。ただ経済が委縮ことによりまして、失業が増える。それに伴って自殺者が増えると。自殺者の方がコロナの患者さんよりもたくさん亡くなるという状況も考えますと、やはり厳しい自粛というのも考えものかなというふうに考えます。非常に難しい選択かというふうに考えます。

 

(羽鳥アナ) これは、ずーっと言われています選択を決定するのは政府で、そのメッセージ、どれだけ私たちが納得するものがあるのか、納得しないものがあるのか。納得性があるメッセージが出せるのかどうかってことなんだと思います。

 

今日、お話を聞いています松崎先生の病院。稲城市にあります、稲城市立病院なんですけれども、今どういう状況なんでしょうか、ということです。

松崎先生の病院は、コロナ患者も受け入れています。

東京 遅い コロナ対応

東京・稲城市

 

(説明-羽鳥アナ)

 去年の4月 

一般病床90床を使用し、 コロナ病床10床   を確保した。

(90床のうち10床しか確保できないと言ったほうがいいかもしれません)

 

 

入院患者は 中等症以下 を受け入れています。

それで 現在は、ほぼ  満床  状態 になっている。

 

一般病床(松崎先生の病院には、コロナ以外の病床もあります)の現状は、

一般病床に空きはあります。

ただ、コロナの対応で人手や医療機器を集中させたため、

ひっ迫した状態である、ということです。

 

松崎先生、ベッドはあるけれども…

という先ほどのお話にこれがつながってくるわけですね。

 

(松崎先生) えーと、コロナの病床に関しましては、10床から12床まで増やしております。東京都に届け出ますのが12床 。ただ、12月中旬から、もう12床では間に合わなくて、14床の状態でやっております。ですので、100%超えている状況が続いている。それに合わせて、今週、さらに6床増やして、20床で対応できるようにしたいと考えておりますが、救急等の受け入れを考えますと、20床を満床にしますと、当然、救急が受け入れられない状況が続きますので、当院としては、やはり14床から16床ぐらいがリミットかなとそういうふうに考えております。

 

(羽鳥アナ) ベッド数が20あったとしても、20フルで使うと、その他、コロナ以外に影響が出てくるということですね。

 

(松崎先生) えーと、コロナに関しましてですね、熱発の救急患者、あるいは救急車で運ばれている患者さん、その方がもしコロナに感染した場合、満床ですと受けることが出来ないわけですね。ですので、ある程度満床としますと、やはり救急医療に対する余力がありませんので、そういう意味ではひっ迫していると考えております。あと、小児医療、あるいは産婦人科のお産に関しましても、やはりコロナの影響が出ているというふうに考えております。

 

(羽鳥アナ) あの、広尾病院なんかだと、お産をしようとした人が、やっぱりコロナ重点病院になるので、移動してくださいみたいな事があるんですけど、そういった影響っていうのは、まだ出ていないんですか?

 

(松崎先生) 現時点ではありませんが、逆に周りのクリニックや産科クリニックの方から発熱、あるいはコロナの疑い、あるいはご主人がコロナに感染したから、妊婦さんを当院で診てくれないかというような要請はあります。それは、かなりスタッフにとってはストレスになるというふうに考えています。

 

(羽鳥アナ) 松崎先生の稲城市立病院はですね、救急病院です。救急患者が運ばれてきます。救急病院というのは、3段階あります。松崎先生の病院は、2次救急の病院です。

先月以降、コロナ感染拡大とともに

 救急要請が非常に急増している ということです。

 

ただ、コロナ患者は、すでに受け入れが困難です。

先生のお話もありました。ほぼ満床、人員的な問題もある。

さらに、一般救急搬送患者も受け入れたいが難しい状況になっている。

 

(松崎先生) データで見ますと、平成1年の年末年始の患者さんを見ましたところ、1日平均45名だったわけです。ですが、昨年と今年の年末年始の患者さんを見ましたところ、15名だったわけですが、今年は、1日平均23名というふうに減っております。また救急に関しましても、令和1年12月が1日7.5台だったのが、昨年は4.2台と。1月に入りまして、昨年度7.3件だったのが、今年は3.3件ということで半部bぐらいまで減っているのが実情だと思います。

 

(羽鳥アナ) こういった状況を改善するためには、どういったことが必要で、例えば政府に要望することとか、どうすれば解決に向かうとお考えですか。

 

(松崎先生) あの、政府に要求しても難しいところがあるかと思います。今まで救急、コンビニ救急とか、コンビニ受診とか、そういう患者さんが以前いらっしゃったんですが、それがかなり少なくなっていて、1つは救急外来と受診者が減ったのではないかというふうに考えています。近々の問題としましては、完成した医療機関、あるいは老健施設、そこからの依頼をどのようにするのか、特にお熱がある患者さんに関しましては、急に来られても現場としては対応に困りますので、予め予約、あるいは電話して頂いてですね、一般の患者様と接しないような状況でやるのがベターかなと。当院は老健施設のほうでも依頼がありましたら診なきゃいけませんので、それに関しましては十分受け入れようかと思いますが、やはり混んでいる状態での診察以来というのは、厳しいのかなと。その辺のところをご協力して頂けると、当院としては助かります。

  (コンビニ受診とは、一般的に外来診療をやっていない休日や夜間に緊急性ない軽症患者が病院の救急外来を自己都合で受診する行為を指します。 平日の昼間に体の不調を自覚しながら「日中は約束があるから」、「夜の方が空いているから」等を理由とし、休日や夜間に重症者受け入れを対象とする病院の救急外来を自己都合で受診する行為です。)

 

(羽鳥アナ) 岡田さん、コロナの病床がある病院でも影響が出ていると…

 

(岡田先生) そうですね。もう医療崩壊とか、医療の影響とか、まず救急から来るんですよ。救急からきて、そうして段々に広がって来るっていうことが顕著に見え始めたな、というところです。

 

(羽鳥アナ) 「コロナ関係ないんだよ」って言う人が、例えば、交通事故に遭ったり、なんか怪我したり、ちょっと病気になったりすると、救急車が来ても運んでもらえないとか、そういう事の可能性が出てくるってことですね。

 

(岡田先生) そうですね。ですから、コロナだけの問題ではないので、だから「コロナに感染しないようにするっていうこと自体で、他の病気の医療も確保するんだ」という考え方をしていただきたいと思います。

 

(羽鳥アナ) 松崎先生の病院は、コロナ病床があるんですけれども、コロナ病床がない病院。救急医療現場。ここはですね、大変非常に厳しい状況になっているということです。この後は、ここをみていきたいと思います。

 

医療現場ですけれども、新型コロナ患者を受け入れていない救急病院でも危機感が広がっているということです。

救急搬送が滞る、すぐに救急搬送が出来ないという事例が、今大変増えています。

 救急搬送が滞る事例が急増 

 医療機関に3回以上断られ 現場に30分以上滞在したケース 

 

去年11月30日~12月6日

1月4日~1月10日

全国

          1410件 ➡

2707

東京

              631件 ➡

1384

医療機関に3回以上断られて、現場に救急車がその場に30分以上滞在した、動けなかったケース。行き場所が決まらないからということで。

去年の11月30日~12月6日の1週間、全国で1410件だったのが、今年1月4日~1月10日までの1週間で2707件です。だいたい2倍。東京に関して言うと、去年の11月30日~12月6日の1週間で631件だったのが、今年1月4日~1月10日までの1週間で倍以上ですね。1384件

こういった救急搬送が滞る例が増えているということです。

なんでこういうことが起きているのか?

救急搬送が困難な要因 【1】

自宅待機・療養中、夜間に体調が悪化して救急搬送するケースが

増えている。

救急搬送が困難な要因 【2】

 コロナ病床を確保するために、一般病床を減らさざるを得ない。

 結果、コロナ患者の対応に追われて、通常の医療に手が回らない

 状況になっている。

 

松崎先生、この自宅待機・療養中に搬送されるケースも多いようなんですが、これについてはどうなんでしょうか。

 

(松崎先生) えーと、当院にも要請があります。要請が入りますと、受け入れは空いていますと受け入れられますが、満床ですと受け入れられないというのが、先ほど話したことであります。

 

(羽鳥アナ) ん…。岡田さん、この状況どうでしょうか。

 

(岡田先生) 今冬季ですから、心筋梗塞とか、脳梗塞とか、そういう時期でありますし、あとは一般診療。普通の患者さんもコロナよりいっぱいいらっしゃるわけですから、そこの度合いですよね。ですから、結局、百々のつまりは私たちが感染しないようにするっていうことを激しくやっていくしかないんだってことですね。

 

(羽鳥アナ) 感染者を減らさないといけないということになって来るんだと思います。

 

そしてコロナ病床が無い病院のひっ迫です。

足立区  地域救急医療センター 等洵病院 

ここはですね、コロナの専門病床はありません。ここも松崎先生の病院と同じく 2次救急の病院   になります。

病床数が164床ですが、ほぼ満床だということです。

通常は、足立区・荒川区・葛飾区 3つの区の救急搬送の受け入れをしているということなんですけれども、これが今月に入りまして、足立区・荒川区・葛飾区に加えて、江東区・台東区など、通常の対象外の地域からの搬送が増して、台東区・江東区の対象外の地域からだけで、13日間で42件ということなんですね。

等洵病院の院長 伊藤雅史

どの病院も満床。搬送先が見つからないから、うちに流れてくるようです。だから、地域外から来る。どの病院もコロナ禍で厳しい対応を今迫られているということです。

発熱などのコロナ疑いの救急搬送患者が急増。

通常は、患者さんが搬送されてくるとPCR検査をして、ここの病院はコロナ専用病床が無いので、PCR検査で陽性だったら、うちじゃなくて他の病院で診てもらってくださいということで転院をする。転院させるということなんですが、現在の状況は、転院先の病院が見つからないので、この病院で数日間、待機するしかない。こういうことで、病床がひっ迫して入院が必要な一般救急患者を断るケースが増えてきている、ということです。

 

松崎先生、コロナ病床のない病院でも、今こういう状況だということですけれどもいかがでしょう。

 

(松崎先生) 当然予想されることだと思います。初めからコロナ陽性と分かる患者さんはいらっしゃいませんので、やはり疑いのある方、グレーな方を救急救命、受け入れる、受け入れないということは大変な事だと思います。結果として、こういうことになると考えます。

 

(羽鳥アナ) さらに、コロナ以外という話ですけれども、この冬場、脳卒中、あるいは、心筋梗塞といった方も心配されます。

その中で、脳卒中の救急患者。

 日本脳卒中学会 というところによりますと、

脳卒中の救急患者治療病院 全国の約2割に影響が出ている。

脳卒中の受け入れを制限している病院が131施設 完全に停止している病院が13施設

 

なぜ、制限しているのか?

・脳卒中用の患者のベッドをコロナ患者用に転用したから

陰性が確認されないと脳卒中の検査に進めないから

 ということです。

杏林大学の平野照之先生です。

 冬は心筋梗塞、脳卒中がもっとも多くなる季節

 これ以上コロナ患者が増えると

  救える命も救えなくなる 

 感染すると血栓ができることがあり

 脳卒中の引き金になるので

 感染予防を徹底して欲しい

ということです。

 

松崎先生、先生の病院も脳神経外科があるということですけれども、やっぱり冬、心配がある心筋梗塞・脳卒中、こういったところの影響ってとっても怖いと思います。

 

(松崎先生) はい、おっしゃる通りです。当院、脳卒中、あるいは心筋梗塞の患者様を受け入れているんですが、病棟の一部をコロナ専用病棟にしましたので、残念ながら救急をお断りしている状況があります。

 

(羽鳥アナ) 吉永さん、この冬場に特に心配されている病気への影響ということですね。

 

(吉永さん) 本当にこの時期に急病になったりとか、脳卒中を起こしたりしたら、運が悪いから諦めるしかないよねって話になってしまいますよね。だってこれ、救急ばっかりじゃなくて、やはり体調が悪くて、もしかしたらがんかもしれないっていう人も行くのを控えてしまうような状況になってしまいますよね。今のこういう話を聞いているとね。これはでも、私たちにしてみると、想像できなかった話ではなくて、十分に想定されていた事だったんだろうなって思うんですね。実際に医療支援をどのようにマネジメントしたらいいのかということを、今から考えるんじゃ遅いわけですけれども、やはり民間にあちこちすべてコロナ病棟を作って行くってことがいいのか、それとも国の病院とか、公立の病院とか、そういう所がきちんと請け負って、それ以外の患者さんを周辺で診て行くというようなそういう医療のリソースの使い方がいいのか、こういうことも、そこから考えて行かないと今お手上げの状態のままですよね。

 

(羽鳥アナ) 今の医療現場の使い方については、どうお感じになりますか。

 

(松崎先生) 今の感染状態が、1年、2年続くということはあり得ないと思います。まあ2か月、3か月である程度は減るという状況であります。ただ、医療提供と言いますのは、ずっと長く続けなければいけないと思いますので、治療、検査はしっかりとやる。ただ、平時よりは70%、60%減るかもしれませんが、それはしっかりやるという考え方しかないと思います。

 

(羽鳥アナ) 感染者、皆さんが努力をして対策をしっかりしていけば、一旦数か月で落ち着い来る可能性はあるかもしれないけれども、医療態勢、現場の大変さはもうしばらく続いて行くということだと思います。

 

 

この後は、皆さんのご意見・ご質問を紹介します。斎藤さんお願いします。

 

ご意見をご紹介します。

 民間病院への蔵相勧告で否定すると病院名公表は、
 政府のツケを民間に押し付ける強権に見えます。
 政府が責任を持って増やすべき。

というご意見です。

続いてもご意見をご紹介します。

 自宅療養の実際は、何ら治療しない放置だ。
 自宅療養より、「自宅放置」と称する方が
 実態を正しく表現して、わかりやすいと思います。

というご意見です。

 

続いて質問が届いています。

Q.家族がコロナ陽性と感銘しました。保健所から追って連絡が来る話で3日目ですが、まだ連絡がありません。もし重症化したら、どう動けば良いのでしょうか?

(岡田先生) あの、これ実は私の友人が、2、3日前に同じようなことがありました。その時には、コロナ119番に電話しろと保健所に言われたと。で、救急車を呼んでくれと。ただ、呼んだんだけれども、搬送先はなかなか決まらなかったと。ですからやはり、繰り返しますと3つ原則があって、まずかからないということで対策をちゃんとやる、自粛とか。それから重症化させないってことで、50以上にハイリスク者のアビガンをもう1回考えてくれと。であるならば自宅で出来ると。それから、うつさないということでPCR検査をやはりですね、拡充してやって頂けないか。この3つを早急にやっていただかないと医療崩壊が止まらない。そういうことだと思います。

 

では、次の質問です。

Q.稲城病院の救急が増えている原因は何でしょうか?発熱症状の患者さんですか?

という質問です。

(松崎先生) はい、一つは、今インフルエンザが流行っていますと、小児の患者さんですね。ということもありますので、やはり小児の患者さんの増加もあると思います。

 

Q.自宅療養や入院の期間中、薬は医師から処方されるのでしょうか?

 もしくは、市販薬になりますか?

という質問です。

(羽鳥アナ) 処方はされないと、現状では。

(岡田先生) はい、現状では処方されません。私の友人もですね、ですから市販薬の解熱剤入りの風邪薬を飲みながら、彼の場合は、38度台の熱で肺炎にならすに済んだんですけど、ここから急変する人もいるわけです。ですから、やはりかからない。それから療養ホテルもそうですよね。施設でもそういうことになりますので、とにかくかからない。セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること)を自分たちで自宅で考えていく。自宅療養用の準備をする。そういうことが大事かなと思います。

 

(羽鳥アナ) 解熱剤っていうのも、高熱で苦しいていうのを抑える効果はありますけど、それによって症状が一旦でもなくなると、コロナに対する対策が遅れたりすることもあるので、そんなに厳しくない時は、解熱剤はあんまり飲まないほうが…

 

(岡田先生) それでも、まあ50代、60代38度ぐらいの熱が出ると、やはり厳しいですね。ですから、そこは臨機応変なのかもしれませんけれども、38度、39度の熱は50代、60代は厳しいと思います。

 

(羽鳥アナ) 松崎先生、ありがとうございました。今日も診療などがあって大変だと思いますが、お体お気を付けください。

 

(松崎先生) はい、有難うございました。

 

(羽鳥アナ) 岡田さん、ありがとうございました。

 

(岡田先生) ありがとうございました。